18___



夜中、突然体に異変が起きた。痛い、痒い、気持ち悪い。なんだこれは。声も出ないような激しい変化。


「……」


あまりの事に、一瞬意識が飛ぶ。ハッとして回りを見渡すと、いつもより小さな名前の寝顔が横に。闇に目が慣れてくると部屋の至るところが小さい。


俺は自分の身に何が起きたかを瞬時に理解した。


人々が寝静まる夜中の2:30、俺は名前を起こさないようにその柔らかな髪をそっとかきあげた。ずっとしたくて、出来なかったこの動作。幸せを噛み締めながら、額にそっとキスをおとした。








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