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今日は今まで手入れをさぼっていた分、行きつけの美容院で全て元通りにしてもらう事にした。授業中にホットペッパーを開き予約を済ませる。ああ、せっかくだしイメチェンと言うことで髪色も思いっきり変えてみようかな。それにトリートメントも欠かせない。ついでに眉色も抜いてしまった方が眉マスカラ代が浮くかな…。そんな事を考えていたら時はすでに昼休み、一応仲直り(?)した伶名と学食で一番の人気メニューである低カロリー定食を注文した。私が弁当を作る暇がなかったのはもちろん、そんな私のために弁当を犠牲にしてくれた伶名にはさすがに私が奢った。
「…味、薄くなった?」
「それはお前がポテトチップスばかり食べているからだ。あれは英語でジャンクフード、ジャンクはゴミだ。私にはあれの良さが到底理解できないが」
「……でも体重は増えてはないよ一応…」
「それは過去のお前に感謝する事だな、ストレッチをしていなければ今頃は巨漢確実だろう」
「…」
なんと毒舌な。そして私は先ほど思いついた事を相談してみる。
「そういえば今日美容院行こうと思うんだけど、髪色ガラッと変えようかなーって」
「いいんじゃないか?お前にはベージュ系が似合うと私は思う」
「ベージュかぁ、いいかもそれ!」
こうして私の髪色はベージュに決まった。あとは傷んでいる所を切り落としてもらって、パーマはどうしよう…
「そんなに悩んでないで美容師と相談すればいいじゃないか」
……はい、そうします。