23日に、前から企画していたクリスマス女子会@九ちゃんの家がお昼から開催された
飾りとか、ご飯とか、前もってみんなで用意して
仲良しのいつものメンバーで食べて話して
話して話す
女の子が集まれば、話題は自ずと恋愛の話になる。
「神楽ちゃん、クリスマスはどこ行くの?」
「分かんないアル」
「2人で話はしていないのか?」
「うん、昨日、どこか行きたい所あるかって訊かれたけど、結局待ち合わせ場所と時間しか決めてないネ」
「ま〜あ〜、2人で出掛けられるだけいいわよねぇ〜
私だって銀八先生と想像ではデートするけどね。
でも、まさか神楽ちゃんと沖田さんが2人で出掛けるなんて思わなかったわ〜」
「それは私も同じヨ。
っていうか、今もちょっと信じられないアル。
なんか売り言葉に買い言葉っぽいけどナ」
「あ、そういえば、明日の格好とかってもう決まっているのかしら?」
「格好?」
「そうよ。折角の記念すべき初デートですもの、オシャレしていったってバチは当たらないわよ。
まさか、普段どおりの動きやすい格好で行くつもりじゃないわよね?」
お妙の黒いオーラが発動している。マズイ。逆らっちゃいけない
「い、いや、落ち着いてヨ、姉御。
どうしようか考えてたけど、良い考えが浮かばなくって・・・・」
普段と同じ格好で行こうと思ってた、なんて恐ろしくて言えない。
「そーいう事なら、私たちに任せなさいよ。
この、オシャレ番長さっちゃんの手にかかれば、男を落とすデートスタイルなんてちょろいものよ」
「服なら、僕のものを使ってくれ。
背格好は一番近いし。」
それから女子3人が、神楽マネキンに、あれがいいだ、こっちのほうが似合うだなんだと服をあてて、コーディネートを熟考をした。
結局それは夕方まで続き、服の組み合わせが決まったところで、クリスマス会はお開きになった。
「ネックレスくらいはちゃんとつけていきなさいよ〜」
と言われながら、曲がり角を別れた。
手には、行きにはなかった服の入った大きな紙袋が下げられていた。
決戦は明日