キミとの時間

キミといる時間はとても幸せ。

できれば、ずっと一緒にいたいと思うんだ。

でも、キミはどうなんだろう。


『あはは!何それ、面白ーい』


偶然、彼女の姿を見つけたとき、彼女は僕といるときは見せないような顔で笑っていた。
楽しそうに

あんな顔もできるんだ…と思ったらなんだか、少し悲しくなった


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「あれ、速水くん。今日は元気がないね」

その日の夕方。
ななしとは家が近いということで毎日一緒に帰る。

僕の密かな楽しみだったりする

「ねぇ、」
「何、速水くん」
「ななしさんはさ、僕と一緒にいて楽しい?」
「?どうしたの?当たり前じゃない」

彼女がふっと微笑む。
でも、なぜかそれだけじゃ納得できなかったんだ

「でも、僕といるとき…ななしさんは楽しそうに笑ったりしない。今日、クラスメイトの男の子といるときすごく楽しそうだった」

僕は、いったい何を言ってるんだろう。
でも、何だかとまらなくて

「あぁ…。そうだね。確かに、あの子は一緒にいて楽しくて面白いし、笑えるよ?」

でもね…と彼女がつづける

「でも、一緒にいて楽しくておちつくなぁって思うのは速水くんかな」
「え?」

どういうこと?

「そのうちわかるよ」

そういうと、彼女は早足であるき出した

僕はあわててあとを追いかけた


僕も、君といると楽しくておちつく。





この気持ちが恋と気づくのはもう少しあとのハナシ

*・*・*

アンケートで速水くんが増えていたのでかいてみた。
ヘタレっぽくなりました^^

これからもっと練習します…







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