盗撮は犯罪だよ?
「グランー。私の聞いてる?」
「…え?あぁ。きいてなかった。ななしのこと考えてた」
「キモい」
「酷っ」
真顔でそんなこと言うからだ。
冗談なら笑えるけど、グランの場合、冗談じゃないから笑えない。
「さっきから何眺めてるの?ニヤニヤして変な顔だね。」
「さっきから酷いなぁ…まぁ、キミだから許すけど。写真だよ、写真」
グランは嬉しそうにアルバムを見せてくれた。
興味津々に覗いてみると…
「うわぁ…何これ。」
アルバムのフォルダの中には、円堂くんの写真がびっしり。
ホントに逆に関心してしまうくらいたくさん。
どうやって集めたのやら…
「凄いですね。関心関心」
「秘密。何、嫉妬?」
「違う。断じて違う!」
どうせ盗撮でもしたんだろう。グランのことだから
「…あれ?…一枚おちたよ?」
グランがアルバムを閉じるとともに、写真が一枚ぽろりと落ちた。
「あっ…それは…!」
拾い上げたら、グランは真っ青な顔でそれをとりかえそうとしてきた。
おっ、さては弱味を握るチャンスか!?
と思い写真をみてみると…
「ん?…私…」
「……」
そこにはいつ撮ったのか、私の姿がうつっていた。
どさくさ紛れて…
他にも無いかとアルバムを奪ってよく見てみると、円堂くんに目を奪われて気づかなかったが、どの写真にも私の姿が…
「…グラン…」
「いいじゃないか。ななしは俺のものなんだから」
「そういう問題か!」
怒った顔で怒鳴るとさすがに悪いと思ったのか、すこしシュンとなっている
「怒ってる?ごめん」
「別に怒ってないし」
「じゃあなんでそんな顔してるの」
「……」
だって
「だって
そんな盗撮するくらいなら…堂々と撮って欲しかったんだもん…」
「!ななしっ」
「わぁっ」
私がいい終わると、グランは嬉しそうに私に抱きついてきた
(わかった!これはらは堂々と盗撮するよ)
(いや、だから盗撮は駄目だから!)
*・*・*・*
グランて盗撮しそうだな…と。
最近まともに文章かけない(^p^)文才おくれ
確かに恋だった 様より。