はちみつ

甘い、甘い。

わたしは甘いものが好きだ。

「それ、何食ってんの?」
「これ?パンケーキだよ」
「それが昼飯?よくそんな甘いもん食えるよな」
「…いいじゃない。お昼に何食べようと人の勝手でしょ?」

お昼はいつも甘いものって決めてるんだから。
誰が何を言おうとこれは変えない

「すげぇ甘そう」

南沢くんが顔をしかめている。

「美味しいのに」
「そんなん、お前の顔みりゃわかるよ」

そんなに甘いもの嫌いなの?

「ちょっと食べてみなよ。本当美味しいから」
「……。あぁー…そうだな…」

南沢くんは、少しにやりと笑うと私の体をぐいっと引き寄せる

「え?なに…ん…」

言いおわらないうちに、唇を塞がれキスをされた。

「っ…」

離れたかと思ったら、何回も触れるだけのキスをされた

「…甘っ」
「…〜!何するの」
「味見だけど?」

南沢くんは私の顔をみてにやっと笑う

「甘くて美味かったよ」
「…っ!そういうこと言わなくていいのっ!」


久々のキスは、甘い蜂蜜味がした


*・*・*

確かに恋だった 様より。

なんでうちのサイトの南沢くんて恥ずかしい子になっちゃうんだろ(^p^)

因みに私は甘いパンはイチゴジャムパンとダブルメロン以外好んでは食べません←

甘いものは苦手な方です。






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テーマ「人外ファンタジー」
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