好きと好き。

「聞いて下さいよ!先輩!」
「うん、なになに?」

部活が終わると、宮坂くんが嬉しそうに近くに寄ってくる。

相変わらず、可愛いなぁ

「今日風丸さんに会ってね!」
「うん」

でも、いつもでてくるのは風丸さんの話ばっかり

…ちょっと妬けちゃう

「ねぇ、宮坂くん」
「はい、なんですか?」
「宮坂くんてさ、ホント風丸さん好きだよね」
「はい!大好きです!あぁ、勿論先輩も大好きですよ!」

私の質問に、宮坂くんはにっこり笑顔で自信満々に答える。

「ありがとう!…でも、私と風丸さん、どっちかって言ったらどっちが好き?」
「えっ?」

宮坂くんの表情が固まった。
勿論私、とは言ってくれないの?

「え、…選べないですよーそんなの。」
「…そんなに風丸さん好きなら、風丸さんと付き合えばいいじゃん」

私が拗ねてツンとしてると、宮坂くんは悲しそうな顔をした

「違うんですよ、先輩」
「なにが?」
「風丸さんの゙好ぎと先輩の゙好ぎは」
「…!」

不意に、宮坂くんがぎゅーっと抱きついてきた

「風丸さんの好きは憧れの意味でです。でも、先輩の好きば愛してる゙の意味です。だから、全然ちがうんですよ」

そして、そう言って唇にキスをしてきた

「……!」
「先輩、顔赤いですよ!可愛い。…わかりました?僕が先輩のこと大好きだって」
「…うん…ごめん」
「いいんですよ!あ…でも。僕の愛を疑った罰として何かやってもらわなきゃなー」
「え?」

ふふっと宮坂くんが嬉しそうに笑った。

そして、そのまま私の方に手を差し出してきた。

「何?」
「罰として、僕が家につくまでずっと手をつないでて下さい!」
「…」

か…可愛い…

「どうしたんですか?」
「いや、なにも。勿論だよ!」
「わぁ、いいんですか!ありがとうございます!」


私は、宮坂くんの手を握ると、そのまま仲良く帰り道を歩いて行きました




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やっとかけた宮坂!

口調まぢ捏造w
こんなんでいいですかね?
2で使ったっきり会ってないのですよー

3ってどうやって手に入れるんですかね?

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