オマケ
〜オマケ〜

「雲雀さん…俺、雲雀さんのことが好きです。」


「うん。さっき聞いた。」


「雲雀さんは俺のことなんとも思ってないと思ってました。」

「そうだね。僕も信じらんないね。自分が」


あのあと、決死の覚悟で告白した綱吉だが、実は両思いだったということがわかり、屋上で抱き合っているのだが…



「雲雀さん…」


「なに。」


「苦しいです。」



強く抱きしめすぎて、綱吉は窒息しそうになったらしい。



「ああ。ごめん。」


「いえっ…なんか苦しいほうが、夢じゃないんだなあとわかっていいです。」


涙目で笑う綱吉があまりに愛しくて、雲雀は唇にそっと口付けた。


「夢じゃないからね。」


「はいっ」



影でリボーンが、「バカップルめ」と呟いていたのを二人は知らない。


〈end〉

(風音様に捧ぐ)

2009.03.27


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