アゲモノ | ナノ

 あい様へ フリリク グレルー


あたしは妖精の尻尾に入って好きな人ができた。
そして今日、
告白するってきめたんだーーーー















今は冬。
今日はとても寒くて、外では雪が降ってる。
ギルドの中は暖房機器やナツで暖かく、非常に心地いい。
あたしにとっては今日は決戦の日。
あの人に告白するんだ。



「お、めずらしいな。お前が1人だなんて」



声の主はグレイ。
グレイはこんなにも寒いのに上半身を脱いでる。



「めずらしくないわよ。てか服」

「うぉっ」

「あんた寒くないの?」

「全然」



グレイは脱ぎ散らかした服を着ると、あたしの横に座った。



「何?」

「ん、お前の顔が見てーなぁーって思って」

「どーゆー意味よ・・・」



あたしは苦笑いすると、降りしきる雪をながめた。
「あの人」とはグレイのこと。
あたしはグレイのことが好きなんだ。



「・・・なぁ、外いかねぇ?」

「・・・いいわよ」



あたしはダウンジャケットとマフラーをしてグレイと外に出た。










「さ、さむっ!!」

「そうか?」



外はメチャさむ。
ナツでもつれてくればよかったなって思う。



「ねぇ、ナツつれてこよーよ!!寒すぎて死ぬ!」

「ダメ。あいつは。そんなに寒いなら俺のダウンジャケット貸すから」



グレイは自分のダウンジャケットを脱ぐと「はい」とわたす。



「ありがと。ねぇ、なんでナツはダメなの?」

「ったくお前は・・・俺はお前と2人きりになりたいから外にきたっていうのに」

「え」



グレイは少し顔を赤く染めてあたしを見た。
まって、それってどういう意味?



「それって・・・」

「好きだ。ルーシィ」

「・・・」



先こされた。
雪があたしの鼻にのる。
グレイはそれを右手でとると、あたしをグイっと抱きしめた。



「ちょ・・・」

「スッゲェ好きなんだ。自分でもわかんねーくらいに好きだ」

「・・・」



あたしはギュっとだきしめてくるグレイを見つめ、勇気を出す。



「・・・あたしも」

「え・・・」

「あたしもグレイが・・・好き」



その時、グレイの抱きしめる力が強くなった。



「・・・すげぇうれしい」

「・・・あたしも」



降りしきる雪の中。

あたしとグレイはキスをした。

その味は決して忘れない

恋の味






END



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あい様!!
大変長らくおまたせしました!!
駄文ですがもらってやってください!
リクエストありがとうございました!!






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