幸せって何??
本当の幸せって何??
お金があるのが幸せ??
幸せって・・・何??
幸せって
「・・・」
すごい本を読んでしまった。
「幸せとは??」という題名の本だったから読んでみたのに
すごく斬新な内容。
読者に衝撃を与える。これはすごいと思った。
私にとっての幸せってなんなんだろう。
「何読んでんだ?」
すると、後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。
「グレイ」
「「幸せとは??」・・・へぇ、どんな内容?」
ちなみにここはギルドの中のカウンター。
この本はギルドの図書室でかりてきた本。
グレイは見かけによらず結構な読書家だ。
前にあたしの小説よんでたし。
ナツとはおお違い。
「なんか斬新だよ」
「ふぅん。」
グレイはそのままあたしの横に腰をおろす。
「ねぇ」
「ん」
「グレイにとっての幸せって、何?」
普段どうりだった顔が、少し歪む。
そして「んーーー」と天井を見上げて、ゆっくりとあたしにその顔を向けた。
「お前と一緒に、今、ここにいれること、かな」
この男は、なんでこんなことを平気で言えるのだろうと思った。
あたしの顔は、間違えなく赤いだろう。
「はは、お前顔真っ赤」
「だ、だってグレイがっ///」
「そんなこというから」と言いかけたその時、唇に暖かい感触が広がる。
目の前には、黒髪が。
「ちょ」
「お前にとっての幸せは?」
唇をゆっくりと離し、にやりとした目であたしを見てくる。
「・・・ずるい」
「うるせぇ」
いまだにその漆黒の瞳はあたしの目を見てる。
そんなこと、分かりきってるハズなのに。
「・・・あたしも、グレイと一緒にいれること、かな」
「・・・上出来」
グレイはニヤリと笑うと、もう一度唇を重ねた。
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なんだか久々にかいた
意味不明wwwwwwww
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