満月が綺麗な夜。
妖精の尻尾にナツはいた。
誰もいない真っ暗なギルド。
そのギルドで、ナツは泣いていた。
床に膝をついて、ただ泣きじゃくる。
その様子はむなしく、そして美しかった。
ただ、君に会いたいだけなんだ。
会って、抱きしめて、キスしたりして。
でもそれがもう叶わないなんて、
夢のまた夢だなんて、
考えたくもない。
君が好きなんだ。
もう一度会いたいだけなんだ。
ただ、ただーーーーーーーーー
話は少しさかのぼる
さて、、、、、
どこから話そうか。。。。。。
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bkm