プロローグ


満月が綺麗な夜。

妖精の尻尾にナツはいた。

誰もいない真っ暗なギルド。

そのギルドで、ナツは泣いていた。

床に膝をついて、ただ泣きじゃくる。

その様子はむなしく、そして美しかった。




ただ、君に会いたいだけなんだ。

会って、抱きしめて、キスしたりして。

でもそれがもう叶わないなんて、

夢のまた夢だなんて、

考えたくもない。

君が好きなんだ。

もう一度会いたいだけなんだ。

ただ、ただーーーーーーーーー









話は少しさかのぼる

さて、、、、、

どこから話そうか。。。。。。











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