恋人自慢 | ナノ











「―――絶対謙也さんのがすごいわ」

「そんなんありえねーし!白石さんのがすげーし!」

「はあ?お前目ん玉ついてるん?取り替えた方がええんちゃう?」

「うっせーよてめこのやろ!だってお前の先輩何がすげーのか分かんねーし!ただ異常に足が早えってだけじゃねーかよ!」

「あのバランスよく筋肉のついた足見てムラムラせんとか、おっま。もういろいろ終わっとるわ。……まさか、突っ込まれる方なん?」

「ちっげーよ!ちゃんと突っ込む方だっつの!しかもスピードスターってなんだよ、ネーミングセンスださすぎだろ!」

「ぎゃあああああ切原くん、人前でそないな事言うたらあかん!」

「自分謙也さんのチャームポイント馬鹿にする気か。あれは、謙也さんが寝ないで考えたんやで!そっちこそエクスタシー(笑)ってなんやねん(笑)つかエクスタシーの意味知っとるん?」

「うわあああああなんでそないな事知っとるん!?」

「何回(笑)つける気だよてめえは!そ、それくらい知ってるし!」

「ほーん。ほなどうぞ」

「えっ、(エ、エクスタシー?エクス・タシー……エクスタ・シー……シー……sea!=海!=エクスタ海!)」

「はよ言えや。もしかして分からないん?(笑)」

「知ってるっつってんだろ!どっかの海の名前だろ!(ドヤ顔)」

「……………は?」

「あ?んだよ」

「……ぶっ!はははは!自分あほちゃう?あほやろ!―――っ、あかんわ!ははは!」

「〜〜〜っ、てめ…っ!」

「あはははははっ!ははは!」





***

一番の被害者は白石と謙也くんですね←
ていうか財前くんってこんな大笑いするのかな…



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