武器≠針





あ、そうそ。

この間ね、ミケとかいう名前の番犬(らしい)に遭遇したんだ。


丁度、發の構成が上手くいかなくてイライラしてた時でね。

殺気は出さないように気をつけてたんだけど。



怯えてた。



ばったり鉢合わせして、いきなり僕の前で屈伏したよ。

やっぱり動物はいいね。

喋らないし、こいつ群れないし。
力の上下関係に素直だ。


イライラが収まるまでもふもふした。

…今度こいつの毛皮洗おうと思う。



◆◆◆



今ね、僕の念について考えてるんだ。
この世界って結構むちゃくちゃだからさ(特にチチオヤとか)、念を使いこなせなきゃめんどいんだよね。

表向きの發と死ぬ気の炎。

表向きはもう決めたんだ。

鋲だと刺すことしかできないでしょ?

だから特注の苦無と棒手手裏剣の中間みたいな武器にしてみた。
ちゃんと玉鋼で作って漆塗って、刺突にも斬撃にも使えるし細くて丈夫で折れにくい。光も反射しないし暗殺にもぴったり。
手入れは結構大変だけど。


念の方はまぁ、(原作と)たぶん同じ操作系だしあんまり変わらないんじゃない?覚えてないけど。
ぶっ刺した相手を操れるのと、記憶の改竄、抹消、読み取り。
まぁ、群れなんて御免だから前者を使う予定は無いけどね。


あとチチオヤに武器の方誉められたよ。全くもって嬉しくないな。

お陰で仕事の数増えたし。



あーやだ。






-

武器については適当。
良い子は真似しちゃいけません。




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