幼児期 3



無事二年経ち、僕達五歳になりましたー!
今日は、な、なんと!僕の家の正面の家に、新しい人達がお引っ越ししてくるそうです!オラ、ワクワクすっぞ!
因みに、事前にご挨拶に来た女の人はなんかこう、雅〜って感じの京都弁の人でした。

そして、今!!目の前にいる!!この小さな美少年!!
小さいのに紛う事なしの麻呂眉!!

「はなみやまことですっ!よろしくおねがいします」

キター*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!

原 作 キ ャ ラ !
トップバッターはまさかのはなみゃー!

「僕、白池渺!こっちは橙堂恭輔!よろしくね!!」

挨拶して、遊び場にしている僕の部屋へレッツごー!


……そしたら一転、はなみゃーはむっつり無愛想になりますた。もう既に擦れてるよこれ!!

それから一生懸命話しかけました。
なのに、僕じゃなくて、同じように無愛想で本(どっかの大学の論文らしいよ!意味解んない)を熱心に読んでいたキョウと先に仲良くなりますた。なんてこったい。

流れに乗って訊いてみた所、擦れてる理由は、同年代はおろか大人とも頭良すぎて話が合わんそうです。なんてこったい(二度目)。

「」
…ことっばに〜できなぁい。らーらーらーららーらー……。
これだから頭良いヤツは!(デジャヴ感)

勿論根性と熱意と粘りで友達になりましたとも!こんなことで挫ける僕じゃない!ちょっと捻くれてるけど、悪い子じゃないしね。少なくとも今のところは。
最も、キョウとなんか難しい理論を討論してる時が一番輝いているので、案外このまま理解者(ハイスペック脳みそ・キョウ)がいるなら、原作ほどの捻くれ具合にはならない可能性も微レ存?

とりま、僕達は毎日楽しく好き勝手生きてるだけですしおすし?一応キャラクターとか言ってるけど、今の現実に生きてるってことは理解してるし、未来が原作と変わったって、何も僕等が思うことはないのです。

だから、今日も楽しそうに討論してるはなみゃーに、僕も絡みに行くのさ!



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