※アンチミニスカート発言あり
「はいはい始まりました、B.S.R.放送局ぅ」
「いえー」
「…たいぎい」
「元就君、気持ちはわかるけど頑張って。あと広島弁はわからない人が多いから」
「えーと、なんか管理人から指令書が来てるんで読みます。『流転万華の転生メンバーで語ってて下さい』」
「適当だね」
「ということで前田慶次と」
「竹中半兵衛と」
「毛利元就と」
「長曾我部元親でお送りするぜェ!」

「はい。じゃあ、ふつおたから紹介しましょう」
「…おい、竹中」
「なんだい、元就君」
「『ふつおた』とはなんだ」
「『普通のお便り』。つまり特別なコーナーとかへのお便り以外を刺すんだよ」
「刺す?」
「はいそこ黙ってー。では。お便り。元就さんお願い」
「何故、我が…。『ずばり特技はなんですか?』」
「魚を三枚におろせるぜ」
「少しだけだけど、ピアノが弾けるよ」
「ムーンウォーク出来るよ」
「速読」
「…ムーンウォークは特技なのか?」
「スルーしといてよ、元親。次のお便りー。『半兵衛ってニーハイ派ですか?』。はい半兵衛さんお答え下さい」
「えっと冬はタイツで、それ以外の季節はハイソックスだよ」
「ニーハイは元就だよなァ」
「絶対領域ぞ」
「そういえば、元就さんも半兵衛もスカート長めだよね。太股の真ん中くらいの位置に裾があるもん」
「そうだね。ミニスカートは慣れなくてね」
「我は脚を丸出しにするという、昨今の女学生の精神が理解出来ぬ」
「元就。一応お前も昨今の女学生だからな?」
「…まあ下着さえ隠れればいいか、って感じだもんね」
「僕は理解出来なくはないけれど、制服でやるのはどうかなぁとは思うよ。私服なら別に構わないのだけれど」
「…そういや、どうしてスカートを短くするんだい?」
「ああ聞いたことがあるよ。スカートを短くすると、足が長く見えるんだってさ」
「その代わりに足を露出するのか…。なんか本末転倒な気がしなくもないな」
「ちなみに幸は靴下はスリークオーターで、スカートは僕たちより少し長めだよ」
「お忍び君の教育の賜物だよねー。じゃあ次のお便り行きまーす。元親、お願い」
「おうよ!『女の子メンバーの胸のサイズを教えて下さい!』」
「削除する」
「ちょっと待て、質問したの俺じゃ……!アー!!」
「おお見事な右ストレート」
「元就君の態度から、サイズは推して知るべしってことで」
「半兵衛は?」
「……黙秘で」
「半兵衛は?」
「……………」
「半兵衛は?」
「人がコンプレックスにしている事をずけずけと聞くなんて良い度胸してるよねああそうだよBですが何か?」
「半兵衛少し落ち着いて、アーッ!!」
「見事なローリングソバットぞ!」
「女子がスカートでやることじゃないと思うけどな」
「幸はFはあると思うのだ」
「何の話だ?」
「こっちの話だ」
「よし。静かになったし、次のお便り行こうか」
「今、三回くらい踏ん付けたよな…?」
「我は何も見ていないぞ」
「はい、次のお便り。『ジェネレーションギャップを感じる瞬間を教えて下さい』」
「テレビで歴史特番を見たとき!」
「よう慶次。復活したか」
「おうよ。ついでに俺は桃源郷を見てきたぜ!」
「死にかけたのか」
「なあ、半兵衛…」
「なんだい慶次君。ああもう一度蹴られたいなら、そう言ってくれればいいのに」
「竹中がいつにもなく楽しそうだな」
「生き生きとしておる」
「ずばり今日の下着は黒ですね!?」
「ああ、ごめん。それスパッツ」
「ちくしょぉぉおお!!」
「なんだ。やっぱり踏ん付けて欲しかったのなら素直にそう言えばいいのに」
「ちょ半兵衛ーっ」
「ジェネレーションギャップかあ。普通に街歩いてる時とか感じるけどな」
「この状況を無視とは…」
「僕も同じく、かな」
「竹中、慶次は?」
「慶次君?知らないな、そんなもの」
「記憶から存在が抹消されておる…!」
「足元はコンクリートだし、建物は高いし。正直言って、同じ日ノ本とは信じられないよね」
「空気は変な臭いがするしなァ」
「元就君は?」
「やはり衣服だな。あのように誰も彼も脚や腕を露出するなど、以前なら考えられぬ」
「流行りって奴なのだろうけれど、はしたないと感じるよね」
「今の奴らは慎み深さが感じられないよなぁ」
「駅の階段を上るときにさ。前の女性のスカートから下着が見えたりすると、凄く萎えるよね」
「スパッツくらい穿け、とは思うな」
「限度ってもんがあるよな」
「…まあ萎えるモノなんてついてないのだけれど」
「こら、女の子がそんな事言っちゃいけません!!」
「おや佐助君」
「皆さんお揃いで何やってんの?」
「座談会的な?」
「的なって何よ」
「じゃあ座談会(笑)」
「(笑)がある意味がわからない」
「猿は現代人を見て嫌だなぁと思う瞬間ってある?」
「あるよー。…って猿って呼ばないでって言ってるでしょ!?」
「まあ置いといて。どんな時だ?」
「置いとかないでよ。…女の子なんだけどさ。下着の上に直接制服のワイシャツを着るのは止めて欲しいな。目の毒だよ」
「確かにワイシャツから下着が透けてるのを見ると不快だな」
「はしたないよね」
「まあ今の僕には萎えるモノなんてついて」
「言わせないよ!?」
「やあ風来坊。元気ー?」
「この状況を見てそう思えるなら、あんたは凄い」
「あれ、床が喋ってる。ほら床は静かにしててよ」
「黙る黙る!!だからぐりぐりしないで!?」
「わざわざ踵で踏むとは情け容赦ないな」
「あれ、幸は?」
「あーそろそろ来るはず。ほら来た」
「遅れて申し訳ない!!部活動が長引いてしまったもので」
「おう、気にすんな」
「半兵衛、そこ痛い痛い!!…あれ、だけど気持ちいいかも」
「ならもっと踏んであげようか?」
「…は」
「元親、耳に詮をせよ」
「応よ」
「…はあ」
「はれんちでござるぅぅぅううう!!!」

It's a boys talk.