The infinite worldメモ | ナノ



一般人関係者

▼織笛 詩亜(おりふえ/しあ)
30歳 女 高校教師
聡流の姉。長女。沈着冷静な切れ者。他者の感情に疎いが、それをカバーしてくれる人と婚約が決まった。聡流と亜理子がリンカーなので事情は知ってる。
「やれやれ、聡流は私に似てしまったな。まあ、お前なら大丈夫だろう」

▼織笛 観亜(おりふえ/みあ)
28歳 女 童話作家
聡流の姉。次女。のんびりおっとりマイペースな才女。たまに発言が常人とずれる。聡流と亜理子がリンカーなので事情は知ってる。
「そうですねぇ。大変ですねぇ。それじゃあ、とりあえず、お茶にしましょうか」

▼織笛 楴華(おりふえ/ていか)
25歳 女 化粧品メーカー勤務OL
聡流の姉。3女。適当に楽しく面白くがモットー。頭のネジは何本か飛んでる。聡流と亜理子がリンカーなので事情は知ってる。
「やあだもー、難しい事言わないでよぉ。よーするに、聡流と亜理子はヒーローなんでしょ??」

▼織笛 藍良(おりふえ/あいら)
22歳 女 大学院生(飲食店アルバイト)
聡流の姉。4女。活字中毒なひねくれ者。字があると読んでしまうので書店のバイトができなかった。聡流と亜理子がリンカーなので事情は知ってる。
「そんなん知るかよ。ま、せいぜいあたしが死ぬまで文字を読める世界にしといてくれよ」

▼奏夜 兆(そうや/きざし)
23歳 男 配送業勤務
心の兄。母親に引き取られたが、間もなく家を出ている。肉体派。考えるより動くを地で行く。行った先に何があっても構わない。
「お前は昔から我慢癖があるからよ。ま、何かあったら頼ってこいって」

▼奏夜 導(そうや/みちび)
21歳 男 書店勤務
心の兄。心と共に父親に引き取られているが、間もなく家を出ている。穏やかで冷静。能力は高かったが大学は行かずに、バイト先の書店に就職。
「あれ、なんだか大人びた? 無茶だけはしないようにね」

▼奏夜 尽(そうや/つくし)
13歳 女 中学生
心の妹。母親に引き取られている。兄姉が早々に家を出ているので、自分も早く独り暮らしをしたいお年頃。祝双子と同じ学校。
「お姉ちゃん、今絶対好きな人いるでしょ!」

▼祝 安寿(いわい/あんじゅ)
18歳 女 大学生
家事全般が得意なしっかり者だが、方向音痴で地図が読めない。空気も読めない。リンカー事情は知らないが、双子の様子は見守っている。
「寿ちゃん、勝ちゃん、あんまり危ないことはしないでね? え? なんとなく?」

▼祝 全(いわい/ぜん)
16歳 男 高校生
女友達と遊び歩く自由人。その実、シスコン気味で、姉が好みのタイプ過ぎて困ってて他の友達と遊び歩いている部分が。リンカー事情は知らないが、双子の様子はなんとなく察している。さなきと同じ学校。
「俺は忙しーの。お前らが何やってるかなんていちいち気にしねーよ。誤魔化しとくから行ってくれば?」

▼祝 希望(いわい/のぞみ)
16歳 女 高校生
祝家に居候するいとこ。味覚音痴で料理音痴。運動神経だけは良く、脊髄反射で生きている。サバサバした男勝りで、時に大ボケをかます。美桜と同じ学校。
「まあ、あれだよ。とりあえず行動あるのみって感じだな。そうしてれば大概の面倒ごとは片付いてるーって」

▼十六夜 かぐや(いざよい/)
享年20歳 女 故人
宗悟の恋人だった人。8年前、体調不良からの突然の余命宣告を受け、間もなく帰らぬ人に。なにかと本心を隠す宗悟を心配していた。シェリーの覚醒時の姿が似ている。
「頑張り屋さんで寂しがり屋さんだからなぁ、そーごくんは」

▼十六夜 かげつ(いざよい/)
35歳 女 スナック経営
宗悟の恋人かぐやの姉。ミヤシロの名家に嫁いだが、流産したことをきっかけに離婚しており、都心には戻らず現在独り暮らし中。宗悟から事情を聞き、たまにシェリーの面倒を見ている。
「またあんたは面倒なもんに巻き込まれて。ま、あたしがこっちにいたのも何かの縁なのかねぇ」

▼手代木 槐(てしろぎ/えんじゅ)
享年27歳 女 故人
手代木晴臣の妻だった人。1年前に階段から落ちて頭を打ち、お腹にいた子供と共に帰らぬ人になった。
「晴臣、さん? 私は、幸せだったからね。え……? ううん、なんとなく言いたくなったの」

▼花京院 寿昌(かきょういん/としまさ)
74歳 男 
さなきの祖父。少し前まで、旅館『ふるさとの宿 千寿亭』の料理長だった。現在は長男にその座を譲り、仕事からは完璧に退いている年金暮らし。孫には甘い。
「まあ、孫が選んだ道なら、ただ見守ってやるのがじじいの役目だからな。何も文句は言わんよ。ただ、心配だけはさせておくれ」

▼花京院 千昭(かきょういん/ちあき)
69歳 女 大女将
さなきの祖母。旅館『ふるさとの宿 千寿亭』の女将だった。長男の嫁に女将を託し、前線は退いているが、大女将として名を残し、たまに様子を見に行く。礼儀作法や仕草、しつけに厳しい。
「なんですか、その情けない顔は。私の孫なら、選んだ道を後悔せずに真っ直ぐお行きなさい。何をしているか知りませんけど、無事に帰ってくるならそれで構いませんよ」





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