「敵と味方の区別もつけらんねぇのかテメェは!外で反省してろ!」と言われてしまったため、ちびはじめちゃんはとんしょの敷地内に生えている魔神柱(?)のアンドラスに持たれて一人反省会を開催する。
マスターの指先には咄嗟に額当ての紐を引きちぎって止血したが、護衛対象に怪我をさせるなんて…としょもしょものしょぼしょぼに落ち込んでいる様子のちびはじめちゃん。マスターは「気にしてないよ」とは言っていたがそうもいかない。そろそろマスターの気配に慣れなくてはと小さな頭を抱えて唸りながら何かいい案は無いかと考える。
しばらくすると唸り声が聞こえなくなり、そっと覗き込んだマスターは眉間に皺を寄せたまま眠り込んでいるちびはじめちゃんを見て奇声を上げそうになった口を必死に抑える羽目になった。
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