偵察の仲間。一人確保。

森「山吹、ミーティングしてるな。」

『森くん、ノリが良くて良かったよ。』

森「あ、そういえば山吹の一年が他校の偵察してた。バレバレだったけどさ。」


壇くんだね。
あの子可愛いから覚えてる(笑)



『へえ、山吹はもんじゃ焼きやるんだー』

森「珍しいなー。」


他のところへ移動しようとその場から離れた。
背後に気配。それはとても真っ黒いオーラを纏ってる。

森「なんかさっきから後ろに気配しない?」

『気にしない方向で。』

いや自分で言ってみるけど結構気にしてる。


鳳「三神さん!」

『ぎゃあああああ!!来たああああ!!』

全力ダッシュで森くんを置いて行った。別に後悔していない。


森「え、三神!?」

鳳「君は三神さんの何?」

森「すみませんしたああああ!!」

こちらもダッシュ。命に危険を感じたのだ。

鳳「あ・・・。脅かし過ぎたかな。」

ニコニコ笑って余裕の鳳。

――――――――――――
―テニスコート


『・・・、疲れた・・・。』

体力ないからすぐに疲れてしまう。

橘「三神?どうしたんだ、顔が青ざめてるぞ?」
丁度、橘さんが練習をしていた。



『いや、ある奴から逃げてまして・・・』

橘「ある奴?」

『氷帝の鳳くんです・・・』

そこへ氷帝の宍戸さんがやって来た。

宍戸「なあ、話してるとこ悪いけどよ、二人とも長太郎見たか?」

『見てないっす(嘘』

橘「ああ、俺もだ。」

宍戸「そうか・・・どこn
鳳「三神さん。なんで逃げ『うわああああ!!!!』



――――――――――――





伊武「・・・で、なんで俺に来るの?」

『いいから私を守れ』

伊武「・・・嫌だ」
『なんで』

伊武「だってさ・・・」

伊武が微妙に笑ってるぞ?
『・・・・・・・・・は?』

伊武「後ろにいるけど?」

『・・・・・・え?え、い、い、伊武がっ・・・!?神尾に教えよ!!』

伊武「うしろに気付けよ」

伊武がそう言って私の後ろを指差す。

『は?』

鳳「逃げても無駄だよ。」
ああ、そうか。
もう逃がさねーよって事か。

『・・・参った。何の用事?』

鳳「話したい事があったんだけど、今は無理みたいだね。」

『うん。委員会の用事があってさ(嘘』

鳳「そう。また今度、話すよ。」

『ごめん、そうしてよ』


適当な理由を付け、私は伊武を連れて逃げた。
鳳くんは優しく微笑んでるがああいう人は絶対腹ん中真っ黒いぜ。



「なんだよ、鳳から逃げてたのか?」

『そう。優しくていい人だけど、少し苦手。』
「なんで鳳がお前について来るか解らないの?」

伊武は鈍いなと呆れた様子で私を見た。


『なんの心配してんだ?』

「え・・・いや、何でもない。」

『・・・。へえ、いつか話してくれる?』

「あー・・・多分。」

(何だろな・・・)
(本当に解らないんだな・・・)

神尾「あいつら、はっきりしないなー」

桜井「お前が言うことか?」
神尾「あー何が?」
内村「ごまかすなよ」





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