ポケマス

#マジコスダイゴ　#悪の組織編

悪の組織ホウエン編(後編2/2)

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悪の組織ホウエン編(後編)
-大地と海と空のデルタ-

全3話
1話/2話/3話

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流星を砕け

なんとかグラカイを諌めるヒガナ達一行。ダイゴに今がチャンスだと電話で伝えるヒガナ。

ヒガナ：
今だよ　チャンピオン！

あんまり　長くは
持たないから　急いで！

《それは出来ない》
ダイゴ：
わかってる……
そうしたいのは　やまやま　だけど
今は　無理だ！

デオキシスに　襲われてて
とてもじゃ　ないけど
飛び立てる　状態じゃ　ない……！

メタグロス・サンドパンを出してデオキシスと戦うダイゴ。

《うぅーん》
このデオキシスは　恐らく
「流星」に　乗って
やって来たんだろうけど

メタグロスやサンドパンの攻撃は無視して、レックウザだけを襲い続けるデオキシス。

《うぅぅーん》
なぜか　ボクの　レックウザだけを
狙い続けて　他の　ポケモンたちには
興味すら　示さないんだ

ここへ　来る前に
なにが　あったのかは　知らないけど……
これじゃあ……！

お手上げモードのダイゴ。そこにマツブサが割り込み通話してくる。

マツブサ：
きこえているか　チャンピオン？
私だ！　マツブサだ！

ダイゴ：
！

マツブサ：
巨大いん石を　破壊するには
宇宙環境に　耐えられる
服を　着た　トレーナーと

レックウザの　バディーズが
そろっていれば　いいのだな？

《うぅーん》
ダイゴ：
そうだけど　それが……

マツブサ：
我々には　キミの　衣装と
ほぼ同じ　役割が　可能な
特殊スーツが　ある……

こちらの　レックウザを
メガシンカさせる　ことが
できる　ならば……！

《ふう》
ダイゴ：
……なるほど　そういうことは

《…ふっ》
だそうだ　ヒガナ……
きみが　『メガレックウザと　一緒に』
いん石を　砕くんだ

背景が暗くなり、ダイゴとヒガナが背中合わせに会話してるようなイメージ映像になる。ここめっちゃ好き。

ヒガナ：
……それ　わたしの　レックウザが
メガシンカできないって
知ってて　いってる？

《駄目だ》
ダイゴ：
できる　できない　じゃなく
それしか　方法が　ないんだ

ヒガナ：
やれやれ……
無茶な　チャンピオンだね

で？　そっちは　どうするのさ

《ふう》
ダイゴ：
ボクは　このデオキシスを
捕まえることに　する

ユウキくんの言葉と姿を思い返すダイゴ。

どんな　ポケモンとだって
絶対に　仲良くなれる……

《ぁっははは》
ユウキくんの　言葉を
ボクも　信じたいからね

ヒガナ：
大事な　ことは　人に
任せて　気楽な　もんだね

《…ふっ》
ダイゴ：
いいや
任せっぱなしには　しないさ

これは　勝負だよ

ボクが　デオキシスを　捕まえて
飛び立つのが　先か……

きみが　空へ
上がるのが　先か……

ヒガナ：
……悪くない
乗ったよ　その勝負

《うん！》
ダイゴ：
ああ！　正々堂々
決着を　つけよう
《それじゃあ！》

ヒガナと通話を終え、デオキシスと向き合うダイゴ。

《やあ！》
ダイゴ：
そんなに　ボクたちの　ことが
気になるなら　勝負だ　デオキシス

《ふう》
きみの　思いが　敵対心から　変わり
こちらを　認めた　そのとき……

《さあ行くよ！》
ボクと　きみは
きっと　バディになれる

CLEARED

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パシオの危機に潜む影

割とあっさりメガシンカして宇宙行くヒガナ。ちょっと打ち切り漫画ぽい。ユウキくんが「ヒガナ」呼びでハルカちゃんが「ヒガナさん」な距離感好き。

ヒナギク博士：
あの光は　ひょっとして……

《…ふっ》
ダイゴ：
今回は　勝ちを
譲っておくよ　ヒガナ

例の御曹司投げでデオキシスを捕らえるダイゴ。ポケモンを捕まえる時もそれなんだ。ポケモンを捕まえるダイゴさん3Dモデルで見られる貴重なシーン。

《ふう》
ダイゴ：
ふうっ　ようやく　か……

なかなか捕まらない幻ポケモン捕まえたときの第一声が「やった！」じゃないのめっちゃ分かる。やっとボール入ったわだよな。
ボールからデオキシスを出し見つめる。

《ぇっふふ…》
……ボクも　きみと
必ず　わかりあってみせるよ

場面変わり街中。ユウハル、ミツル、ダイゴが集まっている。いん石を砕いたのと同じタイミングでグラカイが大人しくなったのは何故だろうと不思議がるミツル。

《あの》
ダイゴ：
……ボクが　デオキシスを
捕まえて　戻ってこようとした　道すがら

怪しげな装置を　みつけたんだ

同行していた　ヒナギク博士が
装置を　停止させた　ことで
超古代ポケモンの　暴走は　収まった

《ふう》
恐らくは　その装置が
自然エネルギーを　増幅させて
いたんだろうと　話してたよ

やっぱり誰かが意図的に今回の騒動を起こしていたんだとと落ち込むユウキ。無理やりポケモンを暴れさせるなんて！と怒るハルカ。そんな連中を好きにさせるわけには行かないと、マグマ団アクア団の面々を引き連れたハンサムがやってくる。

《あの》
ダイゴ：
連中……　ということは
真犯人が　わかったんですか？

裏で糸を引いていたのはロケット団だとハンサム。マグマ団とアクア団を衝突させた混乱に乗じて悪事を働いていたらしい。ダイゴとヒナギク博士が見つけた装置もロケット団のものだろう。ハンサムさんがダイゴを「ダイゴクン」と呼んでいてビビッた。

共通の敵はロケット団だなと認識を新たにするミツル、ユウキ。マグマ団とアクア団の処罰について気にするハルカ。性格出て良いなあ。利用されていただけだから逮捕は見送られた。よかった。アオギリ＆オーガ弊パシオの一軍だしムショ行きは困る。

ちゃんと謝るウシオとカガリ。

《あ…はは…》
ダイゴ：
なんだか　ふたりとも
やけに　シュンと　してるね

イズミ：
こってり　絞られて　ちゃんと
反省してる　みたいだからね

ダイゴさんがこういう会話に混じってるの新鮮。ボイスでは苦笑いしてるけど顔はなんだこりゃあみたいな驚き顔でシュール。ついでにマグマ団とアクア団は停戦することにしたと宣言するマツブサアオギリ。喜ぶユウハル。他の組織のボスは悪の組織編終わってもしぶとく暗躍しようとするのに勝手に反省して停戦までするマツアオ…ほんとホウエンはいい子しかいない…。

ハルカ：
心強い　味方が
できましたね！　ダイゴさん！

《うん！》
ダイゴ：
ああ　そうだね！

アングルが変わり、屋根の上からみんなを見下ろすヒガナのカット。居たのか。またアングル変わって空を見上げるダイゴ。屋根にヒガナの姿が無いため、ヒガナが見ていることに気づいているのか不明。

《ふう》
ダイゴ：
因縁を　こえて……
ボクたちは　未来を　守るために
手を　取りあうことができる

《っえふふ…》
人と　ポケモンの　可能性を
信じる　気持ちが　あれば……　ね

CLEARED

完

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