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#マジコスダイゴ #悪の組織編
悪の組織ホウエン編(後編1/2)



悪の組織ホウエン編(後編)
-大地と海と空のデルタ-

全3話
全3話
1話/2話/3話



流星とともに


カガリがグラードンと、ウシオがカイオーガと暴走を始める少し前、ダイゴはヒナギク博士の研究所を訪れていた。パシオ近海の海底深くには自然エネルギーが蓄積され続けている。バディストーンがその付近で採掘されるのもそれが一因でしょうと語る博士。

《なるほど》
ダイゴ:
そうですか……

やはり そのエネルギーが
作用した 結果 あの事態を
引き起こしたのか……

グラードンとカイオーガが暴走したのは、その自然エネルギーが作用した結果だと推論するダイゴ。何を考えているのか話してくれと尋ねる博士に、持論を語る。

《うん》
ダイゴ:
ええ…… あくまで
ボクの 仮説なのですが……

ヒガナが みたという 「流星」の
パシオ近海への 落下により

《うーん…》
海底の 自然エネルギーが 噴出し
グラードンと カイオーガが 興奮状態と
なったのでは ないかと 考えています

その仮説を 裏づける ような
根拠も あるんです

以前 流星の民について
調べたときに みた

「1000年前の 超古代
ポケモンの 伝承」にも
同じ 記載が ありました

さらに ヒガナに よれば
今回の 騒動を 悪用している
「何者か」が いるはずだとも……

ヒナギク:
流星……

ダイゴ:
どうかされたんですか?

 「流星」という言葉に反応を示す博士。彼女には天体を研究している知り合いがいる。天体研究家によると、あくまで可能性であり危険度は高くないが、近いうちに巨大ないん石がこの星に落下するという。研究家はヒガナの見た「流星」が落ちる位置も予測していた。それはパシオから離れた位置の海になるはずだったらしいが、実際は「流星」がパシオ近海に落ちてきた事に不安を感じるヒナギク博士。

《なるほど》
ダイゴ:
……不吉な 前触れでは
ないかと 考えているんですね

たまたまだとは思うけど、もう一度いん石について知り合いに聞いてみるという博士。

ダイゴ:
ええ…… お願いします

《よし!》
ボクの ほうは
この騒動を 意図的に 起こした者が
いないか 調査に 向かいます

レックウザとともに、ヒガナが流れ星を見た海岸へ向かうダイゴ。

《うぅーん…》
ダイゴ:
ヒガナの 話では
このあたりに 流星が 落ちていったと
いうこと だけど……

《いいかな》
レックウザ
なにか 感じるかい?

視点が海の奥の方へ。

《え…》
あそこ?
あそこに なにか みつけた……

突然海中から現れるデオキシス。

《ぅえ!?》
…………!?
このポケモンは……
デオキシス……!?

レックウザに襲いかかるデオキシス。

《く…》
突然 なにを するんだ!

ボクたちは きみと
戦うつもりは ない!

無視して更にレックウザに攻撃を放つデオキシス。

《ふう…》
くっ……!
このまま 防戦一方では
こちらが もたない……

《よし!》
仕方ない!
やるぞ レックウザ!

デオキシスに飛びかかるレックウザ。少し殴り合うとデオキシスはどこかに逃げて行った…。

《はあ…》
ようやく いってくれたか……

《ふぅーう…》
あのデオキシス…… レックウザを
狙って いたようだが なぜ?

と、そこにヒナギク博士から電話がくる。

ヒナギク:
ダイゴ! 大変よ!
わたしの 不安が 的中したわ……!

ダイゴ:
……まさか

博士の知り合いによると、巨大いん石の軌道が突然変わり、パシオへの落下がほぼ確実なものとなったらしい…!

CLEARED



マツブサとアオギリ

場面変わり海岸で対峙するカガリ&グラードンとウシオ&カイオーガ。止めようとするユウキハルカ。更にヒガナとマツブサ・アオギリまでやってきた。みんなでカガリとウシオを止めようとするが、もう自分の意思では暴走を止められないようだ。それでも部下を想い、それぞれグラードンとカイオーガに手持ちをぶつけるマツブサとアオギリ。



大自然の驚異

手持ちを倒されてしまたったものの、マツブサとアオギリの気持ちは部下達に届いた。それでもグラードンとカイオーガの暴走は止まらない。ポケモンの方を沈黙させないと駄目だと言うヒガナ。と、そこにダイゴから電話が掛かってくる。いつ番号交換したんだよお前ら。

《あの》
ダイゴ:
ヒガナ きこえるか?

ヒガナ:
チャンピオン?
どうかした? なにか わかったの?

場面がダイゴサイドに変わる。レックウザとヒナギク博士と共に山道で宇宙服のようなものを着ている。

《あの》
ダイゴ:
時間が ないから
手短に 話す

《うぅーん》
パシオに 巨大いん石 落下の
危機が 迫りつつ ある

ヒナギク博士や ライヤーたちと
相談した 結果……

ボクが 宇宙探索用に
開発されて いた
特殊な 衣装を 着て

《ふん》
メガシンカした レックウザと 共に
宇宙へ いき いん石を 破壊する
手段を 取ることに なった

そこで ボクが 安全に
宇宙へ 上がることが できるよう

《すまない》
進路上で 暴れている
グラードンと カイオーガを
鎮静化させて ほしい

ヒガナ:
巨大いん石 ね……
それは 穏やかじゃないね

りょーかい
こっちは 任されたよ

《よろしくね!》
ダイゴ:
ああ……
よろしく頼んだよ ヒガナ

と、そこにデオキシスが襲いかかってくる。

《げっ…》
ダイゴ:
くそ! またか!
こんなときに……!

場面が海岸に戻り、グラカイを大人しくさせる作戦をみんなに伝えるヒガナ。やるき十分のユウキとハルカ。手持ちがおらず、見ていることしか出来ない自分達を歯がゆく思うマツブサとアオギリ。

CLEARED

後編2に続く!
次の記事で最終回!


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タイトルイラストはありがひとし先生


ポケマスデーの壁紙になった





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