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#マジコスダイゴ #悪の組織編
悪の組織ホウエン編(前編)



悪の組織ホウエン編(前編)
-大地と海と空のデルタ-

シナリオはざっくり言うとエピソードデルタ・改。

全3話
1話/2話/3話




それぞれの思惑
※ダイゴの出番無し

 パシオに下っ端や幹部を呼び寄せアジトを作るマグマ団。ホウエンでの出来事とは違い、伝説のポケモンであるグラードンの力を制御出来ているのに、どうしてアクア団を制圧しに行かないのかと不満なカガリ。

「グラードンの力はまだ未知数」
「グラードンが暴走して世界が破滅したら大変」

と、慎重に事を動かす必要性を説明するマツブサとホムラ。不服そうなカガリ…。時を同じくして、アクア団ではウシオが同様の不満を抱えているようだ。リーダー達は自分たちの目的はそれぞれの団を討伐することではないと冷静だが、一人何かを企んでいるようなウシオとカガリ。

 場所は変わりロケット団アジト。幹部達の調査によると、パシオ近海の海底には巨大な自然エネルギーが眠っているらしい。これは利用価値がありそうだと笑みを浮かべるサカキ。更に別の場所、海岸でレックウザと夜空を眺めていたヒガナは流れ星を目撃する。この流れ星が後に騒動の原因となることは知らずに…。


自然エネルギーを巡る争い


※ダイゴの出番無し

 日は変わり、市街地で争うグラードンとカイオーガ・MA団。先に手を出してきたのあっち!と互いが主張し、小学生みたいな言い合いをする両団リーダーとカガリ・ウシオ。ホムラとイズミは冷静で、こんなところでグラカイがやりあったらやばいですよとリーダー達を諌める。MA団の良心…。
 
 ホムラとイズミの説得を受け、マツブサとアオギリはこんな戦闘は意味はないとグラカイを鎮めようとするが、なぜかヒートアップしペチペチ殴り合う。マツブサとアオギリの声は全く聞こえていないようだ!と、そこに急に降臨するレックウザ。逃げるグラカイ。喧嘩中に水をぶっかけられた猫ちゃんのようだ…。

CLEARED


超古代ポケモンと人間たち


 グラカイはなんで言うことを聞かなかったのか?突然現れたレックウザはなんなのか?…まったく状況が飲み込めないマツブサとアオギリ。こんなところでボサッとしてるならグラードン達を探しに行かないと!と助言するホムホムとイズミ姉さん。マジで頼りになる。ひとまず団員とカガリ・ウシオにそれぞれグラカイの捜索に行かせるマツアオ。そして次に気になるのはレックウザの事。突然出てきたこいつはなんだ?

 「守護者だよ。グラードンとカイオーガの暴走でパシオが沈みそうになったのを、止めた……ね」

 ヒガナ登場。そこにちょうど現れるユウキ・ハルカ・ミツルとダイゴ・ハンサム・キリヤ。彼らは街中でMA団が暴れていると聞いて駆けつけてきたのだった。

《なるほど》
ダイゴ:
騒動は 一旦
落ち着いた らしいね

《ぇへへっ…》
ハルカ:
ダイゴさん!

 ダイゴに気づき嬉しそうにするハルカ。ダイゴは特に反応せずマツアオに騒動の原因を尋ねる。

《いいかな》
ダイゴ:
おふたりに 尋ねたい
いったい ここで
なにが 起こったのか

 マツブサ(アオギリ)が最初に喧嘩吹っかけてきた!と話にならない両団リーダー。真っ向から対立しているようですねと困った様子のキリヤ。二人の痴話喧嘩より、グラカイの行方が気になるダイゴ。

《ふぅーん》
ダイゴ:
……それより 気になるのは
肝心の グラードン カイオーガの
姿は みえないことだ

ダイゴ:


ヒガナ:
それなら 簡単

レックウザが 争いに 介入して
2匹を 追い払ったからだよ

…両方とも どちらともなく
暴れだしたように みえたからね


ダイゴ:
……ヒガナ

 ヒガナを警戒したような態度のダイゴ。ホムラとイズミはグラカイは尋常ではない様子だったとヒガナに同調する。グラカイはやはり人の手に負える存在ではないのか…と諦めたようなその場の大人たち。それを見たダイゴは目を閉じ、無言で首を振るのだった…。

《……ふぅ》
ダイゴ:
…… …… ……

ユウキ:
そんなこと ない!

ダイゴ:


ユウキ:
オレたちの 気持ちが
届かないなんて こと……!

どんなポケモンとだって
絶対に 仲良くなれる!

マツブサさんと アオギリさんも
今まで グラードンと カイオーガと
仲良くして これたんだから!

 ユウキの意見に賛同するハルカとミツル。グラカイが暴走したのはなにか原因があるはずだ、簡単に諦めないで!

ダイゴ:
みんな……

 自分たちもグラカイ探しを手伝うからマツブサさん達も諦めないでといって立ち去るユウキ達。微笑みを浮かべるマツブサとアオギリ。

ヒガナ:
人と ポケモンの 可能性か……

ここは ユウキたちの
やり方を 信じてみても
いいんじゃない?

ヒガナやハンサムもユウキの意見に賛同している。

《うん!》
ダイゴ:
暴走の 原因が わかるまでは
彼らの 確保は
待ったほうが よさそうですね

トレーナーの 指示ではなく
別の 理由が あるなら
それを みつけださなくては

《よし!》
ボクも これから
調査に 向かいます

ヒガナ:
ちょーっと 待った チャンピオン

ダイゴ:


ヒガナ:
出かける前に ヒガナさんからの
スペシャルヒント きいてかない?

《え?》
ダイゴ:
…………?

CLEARED




以降前編ではダイゴの出番なし。



理念のための正義

 場所は変わってマグマ地帯。

 カガリはマグマ団員とともにグラードンの行方を追っていた。そこに一人の下っ端が話しかけてくる。グラードンを見つけたが、ただ見つけただけではつまらない。カガリがバディストーンの力でグラードンを制御し、アクア団を潰すのだ。そうすればリーダーが喜んでくださるはず…と。
真に受けて話に乗ってしまうカガリ。その下っ端が、ロケット団幹部ラムダが化けた姿だとは知らずに…。これはロケット団による罠だったのだ。同じ頃、アクア団サイドではウシオが焚き付けられて策略に乗っていた。

 更に場所は変わりマグマ団アジト。ホムラ・マツブサ・ハンサム・キリヤが、グラードンの捜索に向かった団員達から報告はないかと待機している。待っている間、マツブサに尋ねるハンサム。マツブサとアオギリはかつて同じ組織に属していた。それならMA団が争わなくてもすむ方法があるのでは?マツブサは瞳を閉じる。譲れない理念のためにかつての友と争わねばならない。そんな正義もある。アオギリも同意見だろう…と。その話を聞いたキリヤは、マツブサとアオギリの背中に主人公と自分を重ね、不穏な笑みを浮かべるのだった…。

CLEARED



暴走する力

 一方その頃アクア団アジトではアオギリとイズミがヒガナと話をしていた。ヒガナによると、パシオの海に空から「なにか」が落ちてきてからというもの彼女のレックウザが落ち着かない。その「なにか」によって偶発的に起きた現象を悪用して、グラードンとカイオーガを暴走させた「何者」かがいるはず。という推論。

ヒガナ:
このことは すでに
チャンピオンに 話してて
調査してもらってる ところ

 ダイゴに話しかけた時は「ヒガナさんのスペシャルヒント」ってふざけた物言いだったけど、ちゃんと彼の調査の助けになるようなこと話してたんだね…。エピデルで「キミにはわからない 期待してないよ」ってバッサリダイゴ否定したところから成長したなこの子も。話を聞いてあげるダイゴがすごい。

 ヒガナの話を聞き、黒幕がいるならオレたちアクア団とマグマ団を争わせて何しようってんだ?と訝しむアオギリ。と、そこにアクア団員から電話がかかってきた。マグマ団がグラードンを使ってアクア団を襲っているらしい。

 場所が変わってマグマ地帯、ただならぬオーラを纏ったカガリがグラードンを操りアクア団員を襲っている!間一髪、ハルカとミツルが現れ、手持ちを倒され為す術もないアクア団下っ端とグラードンの間に立ちはだかる。ハルカは様子がおかしいカガリとグラードンに何が合ったのかと尋ねるが全く耳を貸さないカガリ。

 同時刻、海岸ではウシオが謎オーラを纏ってカイオーガとともにマグマ団員を襲っている。と、そこに現れるユウキとラティオス。カイオーガの攻撃はオレたちが引き受けるからとマグマ団員に避難を促すユウキ。様子がおかしいウシオを見て、彼がバディストーンを通じてカイオーガの暴走の影響を受けていると気づく。

またまた場所が変わってマグマアジト。カガリが暴走している件がマツブサの耳にも届き、両団のリーダーが幹部がグラカイとともに暴走している件を把握する。

CLEARED

後編1に続く!




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