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世界丸見え風

ここはカントーのとある田舎町。
その日レッドは草むらを探検していた。



博士「私は草むらに入ろうとするレッドを止めようとしました。でも…まさかあんなことになるなんて」



(再現)

オーキド「まて!まつんじゃあ!くさむらでは やせいの ポケモンが とびたす!」
レッド「!」

と、次の瞬間!!
何と野生のピカチュウが草むらから飛び出して来たではないか!!モンスターボールを投げるオーキド。しかしピカチュウはいっこうに捕まらない。



博士「その時私は、ピカチュウの体力が満タンなのだろうと思って別に気にもしませんでした」



しかしモンスターボールの数はみるみる減っていく。事態の深刻さに気づいた博士はすぐさまレスキューを呼んだ!



(実際の音声)

オペレーター「はい、こちら緊急レスキューセンターです」
博士「大変なことになったんじゃ!ピカチュウが!捕まらないんじゃあ!」



オペレーター「とにかく博士のパニックを抑えることが第一だと思いました」



すぐさまレスキュー隊が到着。しかしそこで彼らが見たのは信じられない光景だった。



レスキュー隊員(本人)「ピカチュウには全く捕まる気配が無かったのです。私たちは最悪の事態も覚悟していました」



と、ここで何やら怪しげなボールが登場。
実はこれ、投げれば必ずポケモンを捕まえられるという究極のボールなのだ。

すぐさまレスキュー隊員がマスターボールを投げる!
ピカチュウはあえなく御用となった。



ピカチュウ「ブジュー!ブジューウ!!」

それにしてもこのピカチュウ、ノリノリである。



3ヶ月後―――
なんとそこには元気にバトルを楽しむレッドの姿が!



レッド(本人)「あの時レスキュー隊の人が駆け付けてくれなかったらと思うとゾッとします。もう二度とポケモン無しで草むらに入ったりしないよ」




2011/12/17

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- ナノ -