ダイゴ:
空の柱の こと
世話になったね…… ありがとう

ミクリ:
ははは
どうしたんだい 改まって
ガラじゃないな

ダイゴ:
フフ……
今回のことで
痛感 させられたんだ
世界には ボクの 知らないことが
沢山 あるってね

今回の 事件も
超古代ポケモン 復活の 時も
ポテトくんが いてくれなかったら
ホウエンは どうなっていたか……
ボクは あまりにも 無力だった

ミクリ:
すべてを 知っているもの など
この世には 存在しない
ダイゴ…… きみが
気に病むことでは ないだろう

ダイゴ:
そうだね
べつに 自分に 失望して
ショックを 受けているワケ じゃあないんだ
てだ……

ミクリ:
ただ……なんだい?

ダイゴ:
この 広い世界で 生きていく うえで
自然について ポケモンについて
もちろん 人間についても
もっと 学んで いかなくちゃ
いけないってね 考えたんだよ

自分の 足で
世界を 歩きまわり
自分の 眼で 世界を 見て
自分の 肌で 世界を 感じる……

ポテトくんに 伝えたことを
ボク自身が 実践していかなきゃって
そう 思っているんだ

ミクリ:

……?
ダイゴ……
きみ まさか ここをーー

ダイゴ:
あはは
いや もちろん
いきなり いなくなったりは しないよ
これからも この ポケモンリーグで
自分の 責任は 果たす

……ただね
もし ボクの 希望を
かなえられる時が 来たら……

その時は…… ミクリ
力に なってくれると うれしいな

ミクリ:
…… …… ……
……フッ 仕方ないな
御曹司サマの わがまま
この ミクリが 確かに 承ったよ
……フフッ

ダイゴ:
ははは
ありがとう ミクリ……


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