エピソードデルタ
アルファサファイア
ツワブキさんを観察記
サーチレベル:17
「さすらいの石集め」が自称と知ってから、やけに可愛く見えて仕方ないかつおだよ!久しぶり!
とにかくかっこつけたカタカナの造語を作りたがる人が多い昨今の世の中で、素朴で慎ましやかな「石集め」って表現がなんとも愛くるしい
プロの収集家とか専門家とかに比べたらまだまだ素人ですみたいな謙遜も伺えて萌える
前回のハイライト:ホウエンに新チャンピオン爆誕
さて、晴れてチャンピオンになりました
殿堂入り後の世界です
RSでもEでも、ダイゴロウが主人公に負ける所でストーリーが終わってしまうので、敗北したダイゴロウが主人公をどう思っているのか分からないじゃないですか
殿堂入り後の世界では、チャンピオンと一般トレーナー、と明確にあった立場の差が無くなった二人の関係について何か変化はあるのかを重点的に観察していきましょう
ところでポケモン界では新チャンピオンと旧チャンピオン、どっちが権力持ってるんだろう
勝利した新しいチャンピオンの方が偉いのか、新米チャンピオンより長く務めていて経験豊富な旧チャンピオンの方が偉いのか、はたまた全く対等なのか
エピソードデルタのヒガナちゃんの言動を見るに元チャンピオンは徹底的にDisられて煽られまくる可哀想な存在になるみたいだけど
エピソードデルタ
さてエピソードデルタです
エピソードデルタはシナリオが強くてすごいから想像力の足りない我々には理解しがたい部分が多いじゃないですか
石集めもそれに巻き込まれてかなりおかしな事になっているので真面目に観察しても無駄な気がしてなりませんが頑張って観察していきましょう
知らない人に説明すると、エピソードデルタは突如降ってくる隕石をどうにかしようと各自が奮闘するストーリーです
主人公が殿堂入りしてミシロへ帰ってくると、お父さんのセンリが「ペアチケット」とやらをくれます
トクサネ宇宙センターで催されている天体ショーに参加できるチケットらしい
ペア?友達居ないクソぼっちは死ねばいいのかな?
そしてなぜかお隣のユウキ君と行きなさいと選択権も無く決められてしまいます
センリさんはユウキ×ハルカ、あるいはハルカ×ユウキ派のようです
どうせなら好きなキャラを誘えるようにして欲しい
石集めと見たいよね
HGSSニビの博物館で展示してある石見ながら「夜空に輝く石すべてがボクの知らない石なのか…」とかポエム垂れ流してた石集めが生で天体ショーなんて見たらもう興奮のあまり漏らすかもしれないし、天体ショーよりも天体ショー見て興奮してる石集めを見たい
チケットを渡されて真顔で家を出ると、ヒガナちゃんがいます
厨二病に罹患した痛い腐女子みたいな口調で訳分からんこと言って居なくなりますがスルーしましょう
石集めをショーに誘おうと早速リーグに行くと、なんと入り口で止められてしまいます
▼エリートトレーナー:
ダイゴさん 不在のため
ポケモンリーグへの 扉は
閉ざされています
申し訳 ありませんが
しばし お待ちください
え?何してんのあいつ?
自分が負けた現実を受け入れられなくて逃げたの?
ていうかダイゴロウが居ない時ってリーグ閉鎖してるんだ
石集めときたらけっこうフラフラ居なくなるよね
ホウエン民大迷惑
どこを探しても石集めは居ません
逃亡を図った石集めを誘うのは諦め、センリの言うとおりにユウキくんを誘いに向かいましょう
お隣さんに行くと、なんとユウキ君が何者かに襲われキーストーンを奪われる、という物騒な事件が巻き起こっています
ユウキ君の談によるとその何者かが「次はトウカか…」と言っていたらしいので、一旦天体ショーの事は忘れてキーストーン強奪犯を追いかける事となります
さて、トウカへ行くとミツル君宅の前にミツル君と、何故かウシオさんがいます
ウシオさんはミツル君のキーストーンを奪おうとしていますが、ミツル君の話によるとキーストーンは留守中に誰かに盗まれてしまった、とのこと
ホウエンで石が大好きと言ったら某D氏しか思い浮かびませんが、この石強盗の犯人はヒガナちゃんです
キーストーンをたくさん集めるとレックウザがよってくるらしいので、レックウザを呼んで隕石をなんとかして貰いたいヒガナちゃんはキーストーンを強奪して周っているのです
わざわざ強奪なんてしなくても、事情を話せばみんな心よくキーストーン貸してくれると思うんだけどな
ミツル君を襲うウシオさんを追っ払うと、急にマルチナビに電話がかかってきます
▼ポケモンマルチナビの
『エントリーコール バージョン0.09』が
起動した!
▼???:
……あー あー
……ピカチュウちゃん?
うわっ!誰だよ
気持ち悪い!!
▼ダイゴ:
ボクです ダイゴ
元気に していたかな?
なんだ お前か
「ボクです」ってガラにもなく敬語になってる石集めときたらどうにもめんこいよね
電話で会話するのは初めて&チャンピオン戦後初会話だからちょっと緊張しているんだと思われる
個人的に、電話なのにまず一番に「ボクです」とか言っちゃって、慌ててそのあとに「ダイゴ」とか付け加えてる所に萌える
ダイゴロウと主人公は仲良しだから軽いノリで電話してるけどさ、もしダイゴロウと主人公が仲良くなかったら「もしもし 私(わたくし)ホウエンリーグチャンピオンのツワブキと申します、いつも大変お世話になっております 恐れ入ります ピカチュウ様でいらっしゃいますか?」とか言ってたんだろうか
しかし最初の「あー あー」はなんなんだろう
マイクテストであーあーやってたら知らないうちに通信スイッチ入っちゃった系なのかな
電話かけて、相手が出てるのにあーあーとか普通やらないよな…
もしかしたらダイゴロウは普通の人が言う所の「もしもし」を「あーあー」と表現するのかも…
石集めの用件
さて、唐突に主人公に電話をかけてきてあーあーした石集めは、用があるからデボンまで来いとかにわかには信じがたいワガママを言い始めるのです
用があるならお前がミシロまで来い
▼ダイゴ:
フフフ
驚いたかい?
実はね マルチナビには
開発中の 通信機能が
搭載されて いたんだ
もしもの ときの 連絡用に
使えるかなって 思っていたんだけど……
さっそく その
もしもの時が 来てしまったね……
デボンスコープの時といい今回といい、デボンが開発した商品の機能をアピールする時の石集めは無邪気で嬉しそうで可愛いですね
しかし主人公が驚いてるのは急に電話がかかってきた方じゃなくて、なんでお前が私の電話番号を知ってるんだよって方だと思う
そしてサラッと流しているけど、この「もしもの時の連絡用に使える」とやらが問題なんですよ
いつでも好きな時に通話できる機器を手にして、主人公との事を思い浮かべた時に「もしもの時の連絡用に使えるな」って思ったって事は、ダイゴロウから見た主人公は日常的に連絡を取りたい相手ではない、という事になるんですよ
そう…そして、更に問題なのがこの「もしもの時」とやらなんですよ
主人公がもしもの時にダイゴロウに助けを求めるのか、ダイゴロウがもしもの時に主人公に助けを求めるのか?
前者なら格好良いですが、残念ながら本編128番水道で「ボクは君の事を頼りにしている」とか言っていた事や今回デボンまで来いと言っていた事を踏まえると、ダイゴロウがもしもの時に主人公を頼るための連絡用に使える、という意味の可能性が高いのです
普段は特に交流したくないけど、なんか非常事態が巻き起こったら君の事頼るわwwよろw
ダイゴロウの発言をまとめるとこういう事になります
全くもってろくでもないですね
エントリーコールに着信拒否機能が搭載されたら真っ先に石集めの番号をぶちこみましょう
しかし逆にダイゴロウの発言をめっちゃポジティブに捉えて見るなら
もしもの時の連絡用に使える→普段から頻繁に会うから電話なんて必要ないよね!何かあったら助けてあげるから電話しておいで
って考え方も出来ます
お好きな方をどうぞ
▼ダイゴ:
急な 呼び出しで すまないが
カナズミシティの デボンコーポレーションまで
急いで 来てくれないかな?
どうしても きみに 会って
伝えたいことが あるんだ……
……ではね 待っているよ
普段は「じゃあね」な事に定評のある石集めの別れ際の挨拶が「ではね」になりました
これまでの観察から察するに、石集めはシリアスなシーンでは「ではね」、どうでも良いシーンでは「じゃあね」と別れ際の挨拶を使い分ける傾向にあるようです