学園de後輩ロイ2


「先輩……重いです……………」
「男子がそれくらいでへばるなー」
「…これ程の置き勉よく出来ましたね…! 俺でもこんなには…しないですよ…」
「能ある鷹は教科書隠すってね。おかげで毎日鞄は軽く、しかも毎授業忘れ物無しさ!」
「威張って言う事ですか!? てか、上手く隠せてたなら何で今一斉に持って帰ろうとするんですかぁ! フィオ先輩も少しは持ってくださいよ!コレ!」
「ん、持ってるよ? 自分の筆箱と、財布はね」
「いやおかしいでしょ!俺だけこんな山盛りになってるのおかしいでしょ!!理不尽!!」
「まあまあ。この荷物持ってウチに着いたら…」
「(も、もしや先輩からのご褒美…?この人の事だからそんなに期待は出来ないけれど、…もしかしたら家に上がらせてもらえるかな…!)」
「ビーフジャーキーあげるからとっとと帰りなね」
「犬ですか! 俺は聞き分けのいい犬ですか!!」
「ロイSit!」
「キャウン!?」


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130217
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