[nrt]デイダラさんにおねだり


「爆発ですか!」
「爆発だ!うん!」
「…こんなにかわいいのに…」
「フィオはコイツ好きだよなぁ。まあコイツは確かにオイラの作品の中でも汎用性のあるヤツだ。だからこそ洗練された機能美が滲み出てる。コイツの良さが分かるなんて、やるじゃん、フィオ」
「デイダラさん、手の平サイズの作品を私に作ってくれませんか? 鳥のデザインのがいいんですが…」
「あ? 別にいいけどなぁ… コイツはオイラのチャクラにしか反応しないぞ。うん」
「いや爆発させるんじゃなくて。デイダラさんの作るこの子がかわいいから、私の手元に置いておきたいんですよ。ずっと持ち歩きたいんです」
「…あー、うん。なるほどな、うん。そういうことなら、ほらよ」
「わあぁ!かわいい!やっぱりすごいですデイダラさん!素敵です!!」
「そ、そこまで喜ばれるとオイラも照れるっつーかなんつーか」
「デイダラさんの作ったあの子が今私の手の平に…感激です…大事にします!」
「お、おう、そうしろ。うん」
「お礼に私からも何かして差し上げたいんですが、デイダラさんへ出来ること…私には何も思い付きません… 何か困ってることとかないですかデイダラさん!」
「うーん…オイラは」
「私なんでもします!(この子を作ってくれた)デイダラさんのためならなんでもしますから!」
「…え、う、うーーー……ん… フィオがそこまで言うんなら、ちょっと…考えとくかな…うん…」
「はい!頑張ります!」


― ― ―
デイダラさんってかっこかわいいなぁ。

130204
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