長編めも)お仕事モードなお兄とお嬢


「プリンアラモードとほうじ茶」
「…好きだねー」
「コレ、今回のレポです」
「いつもすまんね。ゴールドはいつも通り入れてあるから」
「ありがとございまーす。んで、次回はどんなゲームなんですか?」
「ええとね、次は…○○の●●」
「ああーそれっスか! 今旬のゲームですな。楽しみだな〜 …うわぁステキなプリンアラモード! トムさんトムさん、」
「ん?」
「はい、あ〜ん♪」
「おいおい… …あ、あーん…」
「えへっ。恋人気分、いかがです?」
「…こいつぅ〜かわいいなぁ〜」
「トムさん…………… ごめ、ちょっとキモかった…」
「フィオがやらせたんだろ」
「あ゛ぁ〜ほうじ茶うめぇ〜」
「聞けよオイ。てかさフィオくん、恋人で思い出したけども、こないだのストーカー君はどうしたの?ちゃんと撃退出来た?」
「んま? うん、しつこかったけどなんとかね〜 かなりしつこかったから『私は女の子が好きなんだ』とか気の迷いで口走りそうになったよははは」
「お前なぁ… ん、そのネタ頂くか」
「ん?」
「実は、フィオについての特集ページが近々組まれるかもしれないんだ。読者からの質問コーナーとか設けようと思うんだけど、女性の読み手も考えたものにしないとと思ってさ」
「…はぁ、マジか」
「マジマジ。しかもフィオが表紙」
「……………マジか?」
「マジだ。でもまだ企画書通っただけで発売週は確定してない。こないだのTGSでフィオが色々やらかしただろ? アレでフィオという人物が目立っている今がやり時ですよシャチョーサン!ってアピールしといたから、近々来るとは思う」
「何でそんなアピールするんだよう〜… 目立ちたくない… ん?『女の子好き』ネタがなんか関係するの?」
「…まあ、覚悟しとけ」

― ― ―
13/01/12
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