もしも:ロイに一目惚れしたら2


「あの、フィオさん」
「はい。なんでしょう!」
「…ここまで付いてこなくても大丈夫です。あとは一人で… この前フィオさんが教えてくれた道を行くので、俺は大丈夫ですから」
「いやでももし途中で迷ったりしたら、」
「フィオさんが教えてくれたから大丈夫です!!」
「!」
「あ。すみません、つい声が大きくなって…! あの、失礼します…」
「あっちょ! ……」

「フラれたね」
「マルス… うん。ロイ君にはフラれたよ」
「まあ…あんなに勢い良く詰め寄れば誰でも…ってフィオ?」
「ハッキリとした物言いにあの威勢の良さ…!うぅん、やっぱりロイ君は素敵だなぁ…」
「おーい、フィオさーん?」

- - -
一目惚れから更に徐々に、ロイにハマってくフィオさん…そこは底なし沼でっせ?(ズブズブ)
141206
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