長編めも)喧嘩


「お前の正義を私に押しつけないでくれる?私には私の義がある」
「だからその義ってのが間違ってるって言ってるんだ。こんな簡単に、その場の思いつきで裏切られるだなんて思ってもみなかった」
「そういう人間だよ。私って」
「ならせめて、俺の目を見て言えよ。それの何処が『私』なんだよ。…やってみろよ。俺を『ガラクタ』にしてみろよ」
「…そう言えば私が揺らぐとでも思った?浅はか。むしろ来てくれて好都合。お望み通り『真白』にしてやるよ。まさか『私がお前を愛していた』とか『都合いいこといくと思ってた』とあなたが思っていたなら笑えるよね。くくっ、残念。…今の私はただの『フィオ』」

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ささやかな親心から「どうにかバッドエンドは回避してやるぞ・・・!」と意気込み叫ぶくらいは…当たり前でしょうかね。

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(110204)
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