好きなタイプと好きなひと


「ここに3つのカードがある」
「うん」
「それぞれ『ロイ』『マルス』『アイク』と書かれてある」
「うん」
「この中でお前の好きなタイプってどれ?」
「アイクかな(バシッ/かるたのようにカードを取る)」
「えっ即答!?しかもアイク?」
「好きなタイプでしょ?ならアイクだわ」
「じゃあいつもロイロイうるせーのはなんなんだよ」
「え? いやうん、正直言うとロイはタイプじゃないし」
「ええーーーーっ!!?」
「ロイとマルスの二択なら、それもマルス選ぶし」
「え、ええー…? お、おんなってこえーわ…」
「なにが? てかあんた勘違いしてるのかな? 言っとくけど私がタイプって言うアイクやマルスに対してうへへwwぺろぺろwwwwってしてんの1回でも見たことあんの?ロイにはいっつもやってるアレを!」
「(うへへぺろぺろ…)いや、ないけどさー…」
「でしょ? そういうことだし」
「…は?」
「そんなん、ロイには関係ないってコト」
「……………は?」


- - -
ロイとか全然タイプじゃないんですけどー?でもでもだいすきだもんねーーーーーー!!!!!!!うへへぺろぺろぺろーーーwwwwwwww っていう。
ちなみに喋ってる相手は時岡さん。

好きなタイプはアレでコレでそういう感じなんだ!!って言ってはみても、実際好きになるひとはその理想とはかけはなれたお方だったりするんでない?ってね。

131217
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