ゲロったのでメタルさんに介抱してもらう


「(空間転移装置の実験って…さすがにこの、気持ち悪さは…っっ… )」
「おお来よった来よった。ふむ、なんとか生きとるようじゃな」
「そりゃ…どくたーのつくった…ものですし…うぶっ」
「こりゃイカン」
「ぐぷっ、ごあっ、がぶ、ぁぶ…!」
「いい。出してしまえ」
「…ッハ、はぁ、はぁ… ……からだが、この感覚に、ついてこれてないみたいなので、そこは改善点だと、思われます。 …次は、ヒューマノイドへの影響調査ですね。これを片したら、すぐに、」
「お前さんは結構。メタルマンとワシとで実験は行うから部屋で休んどれ。今のお前じゃ役に立たんしのぅ」
「…分かりました」
「メタルマン、時間には此処、転移室に居るようにな」
「了解しました」
「…… …平衡感覚をはじめとする各々の感覚器への影響、大体Dr.の想定通り、と」
「内容物は胃液ばかり。フィオ、食事は摂れと言っておいたはずだが」
「飲料としてとってるから問題ないよ。さて、…反応早いな、お掃除ロボット」
「お前の嘔吐は想定されていた事だったからな」
「吐いたらなんだかスッキリしたよ。さて、私のいない間に基地に問題は起きなかった?」
「他のナンバーズがお前に会いたいとゴネている位で、特には無しだ」

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めったんに介抱されたい…^^

131005
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