道端でバッタリ☆リングさん/おまけ2


「…フィオ、いるか?」
「く、クイック!クイックさま〜!」
「うお、何だ、どうした?」
「アンタのトコの兄弟機が私をいぢめるのー!」
「(?)フィオ、お前宛てに手紙が来てる」
「…てがみ?このデジタルのご時世に? …って、アレ?」
「へへっ、こういう時タイムストッパーって便利だよな」
「ああっコラ!手紙返せクソハゲ!」
「ええとなになに…………… …は?お前、何?そういうことなの?」
「僕にも見せてよ」
「ほらよ」
「おいコラー!プライバシーの侵害行為だぞー!!」
「…へえ、僕らのしらない所でそーんなことしてたんだ。イケナイ子だなぁ…フィオ」
「ッ、な、なによ。いいから早く手紙返してよ!」
「はい」
「…ん、ん? …っああー…うん…」
「おねえちゃん!ボクもテガミ見たい!」
「フゥーンそーいうことだったのねー」
「でも敵さんがお相手ってのはちょっといただけないよねー。ほら僕ら、お兄ちゃんだしさ」
「お前らうるさいんだよ!いいじゃんか!たまたま街でリングマンに会って、正直買う気はなかったけど指輪買ってもらったんだよ!それが事実だよ! それ以外の意味はそこに無い!」
「てかさ、そのお礼にパインアメあげたんだって?それも酷い話だよね…」
「あの飴、真ん中に穴開いてるよな?」
「そうだっけ?」
「うっわお前ら…なに仲良く指輪交換してんだよ…」
「う、ああぁ、そんなつもりは…!」
「いやあの飴指に入らないでしょ」
「ハッ…! フィオ…お前…本気なのか? 本気でコサックナンバーズのところに嫁ぐつもりなのか!!」
「エアーさん、貴方だけは、貴方だけはまともでいて!お願いだからっ!!」
「しかも金のリングとか…憎いね〜 これが左手薬指についてたなら最高だったね〜」
「んで向こうさんの薬指にはパインアメがついてんだろ? ぶはっ、笑える!!」
「フィオ、おれもそれつける」
「クラッシュ兄ちゃんはまずドリルアームからハンドアームに換装しなきゃだよ〜」
「フィオ、パインアメとはこの前お前が食べたいとごねってこっそり買ってきた黄色い飴の事か?」
「……」

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やりたいほーだいなセカンズ達^^

131005
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