道端でバッタリ☆リングさん/おまけ1


「フィオ、きらきら、なに?」
「ん?」
「あー!フィオおねえちゃんが指輪つけてるゥー!!」
「ヒート…鼓膜が破れる」
「珍しいな。仕事の支障になると言って装飾品の類は付けないと思っていたが」
「…いいじゃん。たまにはさ」
「でもさ、こういうのって普通シルバーじゃない?」
「…別に、人と違うもの選んだって私の勝手でしょ」
「というか、なんでいきなり色気づいたワケ?」
「ブッ、なんでそうなるの」
「へぇ図星か」
「違う」
「指輪をつけててもつけてなくても、ボクはおねえちゃんがすきだよ!」
「ヒート!かわいいヤツめー!!!!」
「で、相手は誰?」
「チッ、撒けなかった…」
「僕を甘く見ないでよね」
「これだからバブルは敵に回したくないんだよなー」
「褒め言葉として取っておくね。で、誰狙いなの?」
「だから、別にそういうのじゃないし」
「お、性悪コンビが揃って何企んでるんだ?」
「うわ…厄介なのが来た…」
「フラッシュも混ざる? 今フィオを拷問にかける所なんだけど」
「なになになに? すげぇ面白そう!」
「女王様スイッチ入っちゃったよ…しかも二人とも…はあぁ…」
「まずはこちら、ここにありますフィオの指にはめられたブツをご覧ください」
「…おお、指輪? めっずらしー。コイツもこんなんすんだなーウケるー」
「うっさいわハゲ」
「で、普段しないこんなの付けて女子力()アップしたつもりになってるけど、一体どうしてなんでしょうねー?って話で盛り上がってるんだけど」
「だーかーらー、私が指輪しててもしてなくても、アンタたちには関係ないでしょーが。いい加減ほっといてくれ」
「いーやこれは一大事だな。これは徹底的に原因究明しないと俺たちの好奇心が収まらない!!」
「…仕事、戻っていいかしら」
「だーめ。僕たち今ヒマしてるから遊び相手になってもらわないと困るんだよね。とっても面白そうなオモチャだし」
「だな」
「こンの性悪コンビ…」

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バブルとフラッシュの動かしやすさったら天下一品ですね^^

131005
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