ロイさまとトムさん、男のゆーじょー2


「じゃなくて!! …ろ、ロイくんに…、……」
「なんスか」
「ロイくんにも…付いてきて欲しいかなっ☆ …って…」
「はぁ… ……ん?は? いや、どうして俺がっ」
「ロイくん頼むよぉおおフィオちゃんと二人きりでキャッキャウフフしたいけどいきなりは無理だ段階踏まないと…! 俺とフィオの関係はまだホップの段階だから! ホップしてステップして、そして天まで大ジャン……ップ!!」
「…アンタやフィオと話してるともしかして俺って頭悪いのかなとか無駄に落ち込むんですけど、どうしてやろうか」
「そんな悲しい事言うな〜!なぁ〜オレを助けると思って!…な?」
「なんでだよ… イヤだよ人様のデートにお邪魔する上荷物持ちとかにされるんだろ俺。イヤすぎる…」
「そ、そんなこと言わずにぃぃいいい」
「だーかーら!ひっつかないでくださいってば!」
「ロイが行くって言ったら離れる!!」
「見苦しいっ見苦しいですよ智さんっ」

「あっ………」(フィオ、帰宅)

「…あ」
「あ」
「…ご、ごめんね。トムさんとロイさんがそーいう仲だなんて知らないで、間が…悪かったね…ごめんね……(パタム)」
「フィオー!!助けてこの人怖いぃーーー!!」
「この手を離さない。君の魂ごと離してしまう気がすr」
「離せボケェー!!」

― ― ―
「トムさんはノリの良い、良い人です」
フィオさんは、どこか遠い目をしながらそう言ってました…

130429
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