なさけなクイックさん


ヒャダ氏リスペクトばーぢょんクイックさん。
― ― ―

「あ」
「あ」
「おはようクイック!私が一番乗りだと思ったんだけどクイックに先越されたか」
「あ、ああ…」
「隣いい?」
「あ、ああ」
「クイックと一緒って珍しいからなんか新鮮だ。うーん、今日もイケメンですなぁ…眼福眼福」
「……………フィオは、……」
「昨日夕方から爆睡したみたいで今日はこんな早く起きちゃったよ。でもクイックはいつもこの時間には起きてるんだよね。偉いなぁ」
「…そう、か」
「そう言えばこの前さ…アレがコレで…」

〜マシンガントーク10分経過〜

「…って、あ、ゴメンゴメン。つい喋りまくっちゃった。ゴメンね」
「……フィオ」
「ん?」
「…す……き、な、動物は、何、だ?(な、何言ってんだ俺ー!)」
「ん、動物?」
「あ、ああ」
「今作ってるドラゴンちゃんかなー。強くてかっこいいんだー」
「そうか…(クソッ、駄目だ…うまく会話出来ない…)」
「強くてかっこいいと言えば、クイックさん、」
「あ、ああ」
「この前の任務でブーメランの射出装置が損傷したって聞きましたけど、修理はしました?まだなら私がメンテしますけど」
「(損傷…?ああ、俺が自分で修理したヤツだ。ほぼ直した、が…)………いや、まだ…だ」
「そっか、なら私午後から空いてるんで、メンテ室に来てくれます?んと、14時くらいがいいかな」
「(待ち合わせキター!)ああ、わかった」


― ― ―
メモ書きくおりちぃ…
なさけない感じを出したかった。
「動物」で聞いてるのに「ドラゴン」とかボケられても気付かないクイックさんなど。
「こんなの俺じゃない!」クイックサンサーセン

130418
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