クイックさんがイケメンすぎて


「……」
「……」
「……、…フィオ」
「っお! おお…ビビった…クイックか」
「まだ作業していたのか。今何時だか、分かってるか?」
「えっと、午前4時半…うっわもうこんな時間!? 没頭しすぎたわ… クイックさんは今起きてきたの?」
「ああ。まさかと思ってきてみたらこれだ。お前、あれから寝てないだろ」
「あれから…? ああ、さっきのごはんの時間から? うんいや、じゃあ今から寝るか…」
「相当酷い顔をしている。大丈夫か?」
「ひっどいなぁ。酷い顔は元からです」
「…おい」
「ん…ん!?」
「…食事を取らないからそんなにふらつくんだ。頭を働かせるためには十分な栄養補給と睡眠が必要だぞ」
「朝っぱらからこのイケメンは…まあまあまぁイケメンだこと」
「何か言ったか?」
「クイックってどうしてそんなにイケメンのかなぁって…考察をしてたんです」
「イケメン?(メモリ内言語検索なう)」
「クイック…あなた… ……………顔近すぎて疲れがドッと増すからプリンセスホールドだけは超やめて」
「プリンセスホールド?(メモリ内言語検索なう)…なんだそれは。俺はその言葉を知らない。教えてくれ、フィオ(ズイ)」
「おおぉおい貴様わざとか!?わざとだろうくっそイケメンだからといってなんでも許されると思うなよぉおお」
「?」
「ああもうっ首かしげる様もイケメン!!」

― ― ―
イケメンなら何でも許される!!(豪語)

130413
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