岩男2のみんなはなかよし☆


「何だこれは」
「あ、エアー」
「バスボムだよエアー兄さん」
「ん、爆弾か?」
「違うよ。爆弾型入浴剤」
「爆弾型?」
「フィオが爆弾なんて言うからクラッシュも食いついてきたじゃないか」
「最初に爆弾発言したのはエアーでしょ」
「なになに?」
「エアー兄爆弾発言?」
「フィオ…」
「これはバスボム。お湯をためたバスタブに入れて、お湯や香りを楽しむんだ」
「「「「「「「へぇ…(ほう…)」」」」」」」
「じゃあ早速一緒に使おうか、バブル」
「「「「「「「は?(え?)」」」」」」」
「ちょっと、フィオ…」
「お、お前ら…そういう…」
「あ? ロボットのくせに何反応してるわけ? どうせあんたらはロボットなんだから、そんなとこまで気にするなよ」
「い、いや、けしからんん! 俺は許さんぞフィオ!バブル!!」
「出たよおかんエアー… でもバブルだって気にしてないって言ってたし」
「……」
「おうおうバブル兄さん冷却液がすげぇ量放出されてっけど大丈夫かよォ?」
「で、でも、やっぱりだめだよ!そんなの!」
「ウッド…そっか君も一緒に入りたいか!」
「え」
「そうかならウッドとあとヒートとクラッシュも一緒に入ろうか!」
「「え?」」
「メタルとクイックとフラッシュはなんかヤダからダメ」
「「「は?」」」
「エアーは…なんか恥ずかしいから…ダメ」
「えっ」


― ― ―

「わあぁ、いい匂いだねバブル!」
「そうだね」
「お湯もしっとりしてる…肌がピチピチになりそうっ」
「ピチピチって… フィオってばなかなか古い言葉を使うね」
「うるさいっ」
「うわっ、やったね。お返しだよ」
「ひゃああ!こらぁ、お湯が勿体ないでしょー!」
「あはは」


「ほ、本当に一緒に入っているなんて…」
「エアー、落ち着け」
「クイックにいさんもおちついて。ボディがちょうしんどうおこしてるよ」
「ボクだって、水が苦手じゃなければ…!」
「ずるいよ、バブル兄さん…」

「…今日ばかりは許す。行け、フラッシュ」
「…よっしゃあいくぜェ!!タイムストッオオオッパアアアーィ!!」





「…そう上手くいかせるか」
「ぎゃあああ特製メタルブレードいてェ!!」

― ― ―
※フィオさんは護身用(だが用途は主にお仕置き用)に特製メタルブレードを所持しています。お風呂に入浴中だろうがどっからでも出せます。うふふ。
バブルさん曰く「感情は持たされたけど生殖機能無いし恋愛感情もないから大丈夫。ぼくのお気に入りな入浴グッズだよ。使ってみる?お風呂がすごく楽しくなるよー」
と、いつの間にかお風呂仲間でよく相風呂する二人など。仲良しなだけで、もちろんなにもない。

みんなフィオさんが大好きで、フィオさんもみんなが大好き!
みんなはなかよし〜☆
フラッシュ「どこがッ!?」

130411
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