ヒートくんとあめちゃんペロペロ


「甘いの好き?」
「うん、おいしいから好き!」
「ヒートくんはかわいいなぁ」
「 んもうフィオまで子ども扱いするー!」
「でも私ヒートのかっこいい所も好きだよ」
「…見たことないくせに」
「あるよ」
「嘘だー」
「戦闘視覚データの解析なんかしてるとね、真っ赤に燃えるヒートの戦う姿が見られるんだよ」
「…フィオってそんなこともやってるの?」
「一応ドクターの助手ですからね。戦ってる時のキリッとしてるヒートの顔に私ちょっぴりドキッとしちゃったよ」
「えへへ。 …じゃあ今度も見ててね。フィオがボクに惚れちゃうくらいにかっこよく決めてくるからさ!」
「でもヒート、無理はしないでね」
「だからーボクそんな子どもじゃないー!」


「ぶぇっくし!」
「へっくし!」
「クイックにクラッシュ…ロボット風邪か?早々に博士に修理してもらえ」
「いや、違うと思うんだが…」
「フィオがおれのうわさしてるんだー」
「ならフィオはオレの噂を先にしていたな。オレのくしゃみの方が先だった」
「おれのくしゃみのほうがはやかった!」
「速さならオレのくしゃみのが速いに決まってるだろ!」
「おれがさき!」
「いーやオレだ!」
「おれ!」
「オレ!」
「…オレオレうっせーんだよテメェら!!」
「「あ、ハゲ」」
「ッハモってんじゃねェーーー!!!!」

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まさかのロックマン(2)

130411
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