シャイな三成さんでコンビニネタ1


「いらっしゃいま…ってなんだ、慶次か」
「ようフィオ。そろそろ恋の花が咲きそうかなと思って来てみたよ」
「そうかそうか、この顔見てお花が咲いてるように見えるか」
「あっはっは。まあそうしょげるなって…恋なんていつでも出来るしさ!」
「別に今恋がしたいなんて思ってないし… んなことより慶次君、ここで働く気ない? いま人手不足でさー…」

「…前田か?」
「ん? お、石田じゃん! こんなところで会うとはねぇ」
「使いで来ただけだからな」
「あ、フィオ、この子俺の友達の石田。んで石田、こっちは店員さんで俺の友達のフィオ」
「あっ、はじめ…まして?」
「……」
「…あれ…?(固まってる…)」
「石田? どうかしたのか?」
「…っ、は…」
「は?」
「…はじめ、まして…」
「あ、はじめまして。よろしくです」
「…あらら… こりゃ、来ちまったかねぇ…」
「え、何が?」
「い、いやいや、…おーっともうこんな時間だ俺は帰るとするよ!」
「え? お、おーい! 真面目に人いないから働いてくれないかマジで!」
「ごめん俺忙しいから無理ー! じゃあなー!」
「ニートのくせにー!! …はぁ、行っちゃった」
「……」
「…(石田、さん。…使いって言ってたな。…おつかい? 何買いに来たんだろ…)」
「…ここは」
「へ!?」
「人が不足している、のか?」
「…あ、ああ、まあ、そう、ですね…」
「……、…私が…」
「…はい?」
「…私がここで働いても、良いだろうか…?」
「……、…んっ?」



― ― ―
偽物度が斬滅されるべきレベルになりました。

11/12/05
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