※警告でござんす!
これはデジモン02の男夢です!
しかもこの話は太大を含んでいて同時にそれを主人公は
知っているというお話です(まったく、なんでこんなのつくるかなー)
基本的には太大の相談相手+αな話なのです。
上の作品≪BAD-BOYS≫の続編みたいなそうでないもの。
また相談相手してます。書いていてあほらしいけどまぁご愛嬌ということで(してません)













「聞いてくれよ、大輔さー・・・」
「あのさ、それ俺に言うわけ?」
今日の恋の相談相手、八神太一。
・・・・このカップル質問するやつを殺してもいいですか?



BAD-BOYS に





ところ時間、今はお台場中学校の屋上。
晴天でありお昼の校内放送が耳に残る・・・
中学2年生でもある 優太郎は一人静かにお昼を食べようと
移動しようとした時だった。
がしっと太一に背中を捕まれていた・・・
「おう 優太郎!ちょっと相談があるんだけどさ。」
「・・・イヤだ。」
「んなこと言うなって!ほら行くぞ!ディーターミナルで約束しただろ!?」
「(・・・・)」
行くなんて言ってもいないのにまた勝手に決めるのは
本当に小学校の頃から変わっていないようだ。
ずりずりと足でなんとか太一の足を遅くさせていたが所詮それは時間稼ぎであり
数分後にはこの屋上で太一の恋の相談を聞くハメになってしまった。
・・・正直、いまココで言わせて下さい・・・かなり俺は面倒なんですがどうでしょう?

「そう言うなって、ほら」
ってか聞こえたのか!そうなのか太一!
ココロの独白を聞かれたのか太一が答えた。
勿論読まれるなんて思わなかった 優太郎はちょっぴり驚いたが太一の手の中にある
おにぎりを 優太郎は受け取り口を開け食べる。




「そういえばさ、 優太郎にメールしたときになんで敬語だったんだ?」
「・・・は?」
「お前、覚えてないとか?」
老化すすんでるんじゃねーの?とケラケラと笑う太一に
ツッコム 優太郎ではない、どうとでもいうがいい。という顔だ。
笑いがやっと止まった太一は再び 優太郎に話題をださせた。

「それでさー、聞いてくれよ俺の話。」
「・・・どうせ≪太一もどき≫だろ?」
「そっ!って・・・一応大輔って名前だから。」
「で?そいつの可愛さについて?」
「!なんだ?お前も大輔のこと。」
まさかー!という驚きの顔をしようとした太一に 優太郎がずばりと
「それはない。」と即答で返すと驚かすな、という顔で 優太郎に訴えた。





今日の恋の内容。
それは大輔(もとい≪太一もどき≫)が最近自分と一緒に帰ってくれない事件。
いつもだと時間があればディーターミナルで太一が一緒に帰れる時間を大輔に送って
度々帰っているらしいが最近はどうも返信が返ってこないらしく
流石の太一も少し驚きを隠せなかった。







「(別に事件でもなんでもねぇじゃん。)」
「だからさ、ディーターミナルで大輔に返信してみてくれねぇか?」
「・・・めんど。」
「いいじゃねぇかよ!俺とお前の仲だろ?」
どうゆう仲だ。とまぁ厳しい事を言っている 優太郎だが
流石にこの2人を知っている関係以上ちょっとはやらなくちゃいけないのかもしれないという
使命感(というか親切感)がちょっとはたらした模様。
俺の行動をよんでいる。流石FWめ、( 優太郎もFW)
「じゃぁ後で打っとくよ。」
「よろしく頼むよ、あっあと・・・」
「また何。」
また一口と、 優太郎が食べようとした時ちゅっと 優太郎の唇に何かが当たった。
それは暖かくて・・・太一の唇だった。
「サンキュ、 優太郎。」
にっと笑いながら 優太郎は一人、屋上に取り残された・・・。







「・・・・あー・・・」




今日のお昼の放送の曲は 優太郎の一番好きな曲だった。
しょうがなくディーターミナルをポケットから出すと 優太郎は、『ぁ、』と小さな言葉が
出てきた。
大輔のディーターミナルにメールを入れそうとしたがそれを 優太郎は中止したのだった。



「・・・大輔、俺のと間違えてる。」
だから太一が≪敬語≫がとか言ったのか・・・とようやく
ちょっとした謎が解けていた。

優太郎のディーターミナルには沢山、太一が大輔に当てたメールばっかりだった。
そのメールを開封せずに 優太郎はごろんっとコンクリートの床にねっころがり
空をみて、めんどくさそうな顔をしつつも
今日は大輔と会って事情を説明しなければ、と思っていたのでありました。
「・・・はぁ。」
ため息は学校から流れる音楽によって遮断された。


Suzuno Asaka
Dream Novel 2007,0206


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