※警告でござんす!
これはデジモン02の男夢です!
しかもこの話は太大を含んでいて同時にそれを主人公は
知っているというお話です
基本的には太大の相談相手+αな話なのです。
↓から本編になります。(SSです)





ってわけでどう思います!?先輩。
・・・って俺に聞くなよ少年。


















BAD-BOYS いち





正直、めんどくさい相談を持ちかけられるのは性なのだろうか。
優太郎はふぁっと欠伸をしながら真剣に 優太郎の目の前で
座っている少年を見た。
今日は水曜日。サッカー部も今日は休みでゆっくりと寛げる時間帯で
優太郎もお台場中学校からまっすぐ家に直行し様としていたのだ。
夕日が似合う景色を見ながらも歩いているとランドセルをしょっている少年が
優太郎のマンション前で待ち伏せをしていた・・・ゴーグル少年、
通称、
「≪太一もどき≫が何かようか。」
「たっ・・・・太一先輩≪もどき≫じゃなくて本宮大輔です!」
「・・・あぁ、≪直行少年≫。」
大輔は名前を言ったにも関らずこの少年は自分で考えた言葉を述べた。
なんでこの少年がいるのだろう、答えは明白だった。
・・・・イチ、恋の相談所であるのだ・・・俺に来る理由としたら・・・。




「太一先輩が今日も遊べないっていってたんすよ。」
「(・・・めんど)」
ちゃっかりと家にあげたらもう相談されていた。
優太郎の家は静かであった。
それは家族がいないというのもあったのだろう、両親はアメリカで仕事をしている。
だから、 優太郎は一応一人暮らしという形でマンションに住んでいるのだった。
「とりあえず、何か飲むか?」
「あっコーラ」
「・・・(死ね)」
と 優太郎は心の中で静かにつっこむと冷蔵庫にはいっているコーラを取り出した。
それを大輔に渡すとすごく嬉しそうな顔でコーラを開けた。
「・・・・」
「で、」
「・・・ぇ?」
「太一とはキスとかするわけ?」
ごふっ、大輔は飲んでいたコーラを吐いてしまった。
優太郎は普通に(ストレート)にいう言葉を素直に飲み込めていらず
真っ赤になっていた。
・・・面白いやつだなー、≪太一もどき≫。

「ななななな、なんですか 優太郎さん!」
「・・・いや、てっきり太一の事だからもうアッチまでやっているんじゃないか?って思っただけ。」
「!!」
笑っていう 優太郎にやっぱり大輔は顔をもっと真っ赤にしてしまった。

優太郎と太一。
互いに冒険をした仲、そして部活でも期待のエースだった2人であり
サッカークラブの大輔の憧れだった。
優太郎は無口でクールだし、一言でいつも済んでいた為あまり話し掛けることはなかった。
サッカークラブの頃太一か、空か・・・クラブは一緒ではないが
タケルの兄のヤマトとは頻繁に話していたようで・・・
そこから大輔は 優太郎に話し掛けてみようと試みて先輩・後輩という形を手に入れたのだ。


そんな大輔は今は普通に 優太郎の家に押しかけるようになった・・・のである。
優太郎は太一をよく知っているという理由でよく 優太郎の家に来ては
太一の事で相談をするのだ・・・。
「あのな、俺はお前みたいに鈍感じゃないから。」
さっくりという 優太郎に大輔はまだ戸惑っていた・・・が少しづつ戸惑いが
なくなってきたようだ。
コーラを真っ赤になりながら飲んでいる。
「・・・とりあえずキスはしてるわけ・・・か。」
なんてわかりやすいのだろうか、ここまでわかりやすい人間は小学生の時の
太一以来だ。
「キス・・・っていうか、なんっていうか。」
「なんだよ、キスしてるんだろ?」
イエスかノーで答えてみろよ。と先輩命令口調で言う 優太郎。
流石に大輔の照れっぷりに怒りがチャージされている。
「いっ一応。」
「・・・じゃぁ次はエッチくらいは」
「だぁぁぁぁ!」
続きを言おうとした 優太郎に大輔の大声が入り混じる。
その声は 優太郎の内心をびっくりさせていて驚きを少し隠せずにいた。
・・・ぁ、こいつピュアだからか。
優太郎は驚いた顔からいつものクールな冷静な顔で大輔に近づいた。
「ごめん。悪かったな、」
「いや、俺こそ・・・その・・・」
「・・・ちょっとまってろよ。」
カタンッと大輔は立ち上がり 優太郎は台所に立ち何かをカップに注いだ後
大輔の目の前に何かを置いた。
それはココアでマシュマロが浮いていた・・・。
この人がココアにマシュマロ?
大輔の頭の中にはいつもクールで自分を名前で呼んでくれない 優太郎のイメージが
ちょっと和らいだ感じがした。
「妹とかが好きだったからな・・・。ほら、」

一口飲んでみるとココロがポカポカしていて、そんでもって言葉でいえない
ような気持ちになる。

「とりあえず、太一は手が早いからな。」
「・・・っす。」






あぁ、この人はなんで太一先輩とか空さんとかヤマトさんに嫌われない、
そして仲がいいのか分る。
本当はとても暖かい人なんだ。
答えに迷った人にズバズバと厳しい言葉をくれる・・・
それでも・・・この人は見捨てないでくれるんだ。
(大輔は心が優しいのでそう見えているだけです)



「えっと・・・とりあえず≪もどき≫・・・帰れ。」
「・・・大輔です。」
とりあえず、この人は記憶力が悪い・・・特に俺の名前だけは・・・。
でも・・・俺はそんな 優太郎さんが、俺の恋の相談相手なんです。

Suzuno Asaka
Dream Novel 2007,0206


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