その1 家康と三成くんが猫化&幼児の体になったら?・家康目線

チッ……チュンチュン……
家康(もう朝…か。今何刻だろう。起きて日課の鍛錬して…)
そう思いながら目を開けると、自分が膝を抱えるようにして丸まって寝ていたことに気付いた。
家康(…はぁ。まだ人質時代の癖が残ってたのか……)
内心ため息を吐きつつ起き上がろうとすると、ある事にも気が付いた。
家康(あれ、夜着、こんなに大きかったっけ…)
俺の夜着はまるで小さい子供が大きい着物を着てるような……そこまで考えてハッとし、自分の手を見てみると、3寸(9・09p)ほどの大きさになっていた。
家康(手が小さくなってる……まさか、身長も?)
そう思って急いで褥から出て、使わないと思っていた鏡を重いと感じながらも引きずり出し、自分の姿を確かめると……。
家康「…何、これ。どういう事」
自分の身体は幼子のように小さく、頭には猫耳。尻の方には猫の尻尾が生えていた。

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