その1 家康と三成くんが猫化&幼児の体になったら?・家康ルート(R-18要素あり?)

信長「ほぉ、そうか。ならば貴様は家康にしてやればいいだろう」
家康「っ!…姫、信長様の言葉にのる必要なんて、無いから。2刻ぐらいで戻るんだし」
姫「でも家康……辰の下刻(8時20分〜9時頃)には人と会う約束して無かったっけ…?」
家康「…そう、だけど…」
姫「それなら、尚更早く戻らないといけないでしょう?人付き合いは大事にしないと!」
そう言うと、家康はしかめっ面をし、ため息をこぼした。
家康「……はぁ。わかった。でも移動しよう」
姫「う、うん!」
家康「そう言う事で信長様、失礼します」
信長「あぁ」
そう言って家康と姫は家康の部屋に向かった。

家康の部屋…ーー
部屋に着くと、少しの沈黙の中、姫は顔を赤くしながら家康の肩をトントンと叩いた。
姫「えっと…家康、キス、してもいい?///」
すると、家康はクスリと笑い、
家康「さっきまでの勢いはどこ行ったの?」
と、冗談交じりに言う。そんな家康に対して
姫「あの時は、必死だったって言うか…///」
と、照れながら弁解しようとする姫。そんな姫に家康は愛おしさを感じながら、
家康「いいよ、きすしても」
と、言った。
その言葉を合図に、姫は畳に膝を付け、家康の肩にそっと手を置くと、唇にそっと触れるだけのキスをした。
姫「んっ…ど、どうかな?元に戻って……ない!?」
キスをし、全体を見てみると、身長は元に戻ったものの、存在を主張するようにピョコピョコと動いてる猫耳と尻尾がまだあった。
姫「え?な、なんで??」
と、困惑した表情の姫。そんな姫を見下ろし、ニヤリと意地悪そうな表情を浮かべ、
家康「もっと深いきすじゃないと駄目だったりして」
と言った。すると、さっきまでの赤い顔が茹でダコのようにもっと真っ赤な顔をした。
姫「な、何言ってるの!?い、家康。冗談、でしょ?」
家康「試してみないとわからないでしょ。それとも俺がこのままで人との会う約束を破っていいわけ?」
姫「! …家康の、意地悪……///」
家康「ふっ…知ってる。…で、どうする?」
そう問いかけると、意を決したような顔をして、
姫「…い、いよ?///」
と言った。それを合図に家康は姫を引き上げる為に腰に手を回し、顎をクイっと軽く上にあげて、唇を姫の唇に近付けた。
それに合わせて姫はキュッと目を瞑る。
そして、家康はふっと微笑みを浮かべ、姫の唇に自身の唇を合わせた。
姫「んっ…」
家康は姫のうなじを引き寄せ、深く口付けをした。それにより、動けなくなって苦しくなったのか、空気をもとめるように僅かに姫は口を開けた。その隙に家康は舌を差し込み、姫の舌と家康の舌を絡めた。
姫「ん……ぁ、ん。ふぁ…」
僅かな隙間から零れだす甘い声に家康は思わずゴクリと息を飲んだ。
そして、家康は姫のうなじに添えていた手を頭の方に移動させ、ゆっくりと姫に自身の体重をかけて畳の上に押し倒した。そして、唇を離して姫を見てみると、そこには涙目になって頬を染める姫の姿があった。
家康は可愛い、と思っていると、何かに気付いたように、姫は「あっ!」と声を上げた。
姫「猫耳がなくなってる!もしかして尻尾も?」
そう言いながら姫は尻尾が生えていた方をみてみると、無くなっていた。
姫「良かったぁ…」
姫は自分が押し倒されてるのにも関わらず、呑気な事を言うので、驚きと緊張感の無さに目を見開いて姫に
家康「はぁ…今どう言う状況か、分かってる?」
と、問いかけた。
すると、姫は数秒間目をパチパチと瞬きをしてキョトンとしていたが、やっと状況を理解したのか、
姫「ちょ、ちょっと家康!何でこんな事してるの!?」
と、家康の胸元をグイグイと押す。が、そこは男女の差があるからびくともしなかった。
家康「何でって…きすしてる時のあんたが可愛かったから」
そう言うと、姫は顔を紅潮させ、逃げるかの様に
姫「人との会う約束があるでしょう…?」
と、言うが、家康は負けじと
家康「まだ時間はあるでしょ」
と、返されてしまし、困り顔を浮かべた姫だけど、それさえ家康にとっては可愛くて煽られてるようにしか思えなかった。
そして姫の唇に吸い寄せられるように家康の唇を近付け再び口付けをし、舌を絡めた。
姫「ん…ふぅ……」
家康は姫が口付けの方に意識を向けてる隙に着物の帯に手をかけ、ほどいた。帯をほどいた着物をスルッと脱がし、姫の身体に身に着けてるのは襦袢だけになった。そして、襦袢の合わせに手を差し込み、姫の胸に触れた。
姫は家康の綺麗な見た目とは裏腹に少しだけゴツゴツとした家康の手に触れられた胸にピクリと反応した。
家康「ふっ…可愛い」
そう言って襦袢をはだけさせ、姫の胸の頂に口を含ませ、
家康「ちゅっ…ちゅうぅ……」
と吸うと、
姫「んっ///ふぁっ」
と、手で唇を覆い、声を抑えつつも反応してしまう姫。
そして、姫の襦袢を脱がせてしまおう。そう思って家康は姫の襦袢の紐をほどこうとすると…
家臣「家康様、いらっしゃいますか?」
と言う家臣の声が家康の部屋に聞こえてきた。
その声に対して家康は邪魔され、不機嫌だというのを包み隠さず
家康「…なに。」
と返事を返した。すると、襖の先にいる家臣は申し訳無さそうな声色で
家臣「あの…菊池様が早めの到着をされたようなのですが…」
と言った。ちなみに菊池様とは今日家康と会う約束をしていた人だ。
家康「…はぁ。分かった。今行く」
そう言って家康は襖の方に向かおうとすると、姫は上半身を起き上がらせ、無意識に袖をくんっと引っ張った。
家康「姫?」
姫「あ…ご、ごめんね。いってらっしゃい」
そう言って、姫はすっと袖から手を離そうとすると、家康は姫の手をそのまま軽く掴み、そっと姫の耳に顔を近付け、
家康「…帰ってきたら、続きしてあげる。その時に、たっぷり甘やかしてあげるから」
と、囁き、家康はほんのりと照れた顔のまま、襖の方に歩き、今度こそ部屋を出た。

家康ルート・エンド

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