「あっ、また拭けっちは〜」
「え、何」
「ムダ毛処理さぼってるっしょ」
「あーうん。冬って別に見られないしいいかなって思っちゃうんだよね〜」
「えー、やべぇ俺萎えたんスけど」
「あ、やっぱ?」
「特に拭けっちみたく色白い子の生足に産毛じゃなくムダ毛生えてるとか俺無理ッスよ!」
「じゃあ見なきゃいいじゃん」
「いや俺は生足見たいんで剃ってください」
「最低か」
「男はそういうとこちゃんと見てるんスよ。よく仕事仲間が彼女抱いた後げんなりしてんの見るッスもん」
「ほー。モデルの彼女は大変だねぇ。あ、じゃあやっぱ下の毛とか気にすんの?」
「さぁ…どうなんでしょ。恥ずかしいことに俺画面越しにしか女の人の裸体見たことないんで」
「えっ黄瀬童貞だったの!?」
「拭けっちのために空けといたんスよ」
「でもAV女優ってみんなツルッツルじゃない?そういうの見て幻想抱いた童貞が女抱いて見事に砕けてくだけなんじゃん?」
「ちょ、シカトッスか。まぁそういうのには多少好みで別れてくるみたいッスけどね。俺はあったほうが好きッスよ。そのほうが現実味あんじゃん?」
「あーなるほどねー」
「……お前ら…………っ!」
「あん?うん、何緑間くん」
「緑間っち顔真っ赤ッスよ何があったんスか」
「なんっ…という話をしてるのだよ!!この………!破廉恥族めが!!!!」
(おぉやばいよ私たち名付けられちゃった)
(名付けられた葉)
(そういや私たちのクラス合唱祭の練習全然してなくない?)
(あー、そーッスね。みんなやる気ないんだもんなぁ)
(よし、みんなにAV見せるか)
(なるほど!AV見せてヤル気アップッスねさすが拭けっち!)
(お前らああぁあぁあぁぁあああ!!!)
(やべぇ緑間っちキレた)
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