「・・・・・・ぁ」
「ぁっ・・・」
昼。
今日は弁当を作れなかったから、コンビニに買いに行こうと校舎を出た。
少し歩いてコンビニに着く。
そういえば、今日は俺の買ってる雑誌の発売日だ。
財布を確認するけれど、生憎お金がない。
・・・・・・はぁ・・・ついてない・・・。
時間を見ると、まだ次の時間まで余裕があった。
いいか、と思って立ち読みを始める。
俺は一度読み始めると熱中してしまうので、時間を忘れてしまう。
じっと集中してしまっていた時だった。
「・・・ぁっ」
愛しい人の声がして、驚いて入口を見ると、俺と同じように財布と携帯だけを持った政宗が。
「政宗・・・」
思考が、一瞬止まった。
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