「へ〜!!じゃあチカちゃんとは、よく飲みに来るんだ!!!」
「ああ。コイツが終わり早くて、バイト入れてない時にな」
「で、俺が毎回迎えに行くから、コイツこの間迷ってたんだぜ?棟の中で」
「・・・///shut up!!!しゃーねーだろ!?入った事無かったんだっつーの!!!」
「お姫様は毎回お迎えだからな〜」
「〜っ///姫じゃねぇっつってんだろ!?」
飲み始めたら、俺も、元親も、猿飛も、皆で思いっきり騒いだ。
さっきまで感じてた恥ずかしさとかが、嘘のように吹っ飛んで。
俺も猿飛と普通に話してた。
楽しい。
元親と飲むのも楽しいが、今日はもっと楽しい。
だから・・・だろうか?
「・・・飲み過ぎた」
「だな・・・。もうやめとけ」
「・・・ああ」
楽し過ぎて、飲むペースがいつの間にか上がってた。
自制が効かなかったせいか、いつもの倍近く飲んでる。
あ〜・・・気持ち悪ぃ。
「政宗、弱いの?」
「ああ。ったく・・・弱ぇくせにこんなに飲むからこうなんだよ」
(元親・・・やめてくれ・・・頭に響く・・・)
元親の声はでかいから、普段は聞き取りやすくて助かるがこういうときには迷惑だ。
「横になんな?そしたら、ちょっとはマシになると思うから・・・」
「n・・・」
猿飛がこっち側に来て、俺の身体を横にしてくれる。
座敷に横になると、冷たくて気持ちよかった。
「大丈夫?」
「oh・・・thank you・・・」
「うん」
ニコっと笑って、元の位置に戻っていく。
手が触れていたところが、心なしか、温かかった
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