Short×short

20121218

無題(青黄)


尻切れトンボ。終わり思いつかない(´・ω・`)




  たとえばそれはふとした瞬間。

 窓から見下げる校庭で走り回る姿だとか、廊下ですれ違う時こちらを向いて微笑んでくれる所。

 部活でコートを駆け回る、一番活き活きとした笑顔を浮かべている時。

 ─そんな時、どうしようもなく青峰っちが愛しくなる。


 既に好きと言うことは伝えてあるし、それを受け入れた彼がいるから付き合ったりもしているけれど。

 それを告げる前と、告げた後では明らかに、後者の方が気持ちが大きくなった。

 自覚して、伝えて、隣に並んで。

 それで満足した筈なのに。

 それ以上、思う事なんて無いと高を括っていたのに。


 そんな瞬間を目にすれば、更に溢れていく愛しさ、恋しさ。とどまるところをしらぬ想いが。 

 私を酔わせ、朦朧とさせる。

 大好き、大好き。

 何度も言って、キスで返してもらって。

 更に増えて、増えて、増えて。

 気付いたのは

 "私、すごく重くない?" 

 放課後や、休日の部活後も1on1誘って付き合ってもらったり。彼がバッシュを買いにいくと言えばついて行くし。

 私が男なら、絶対嫌。

 束縛強すぎる。



 それで至ったのは……


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