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女神転生V ダンテと人修羅

人修羅は悪魔にされた人間の少年ですが、ダンテは悪魔の血を引きながら人間を選んだひとなんですよね。DMC3の時「俺も自分が何なのかわからない」と言った発言をしてましたが今の人修羅がこの時のダンテの心情に近い物があるのかと思うと、ぶわっとせり上がって来るものがあります。ダンテの兄バージルは悪魔を選んでしまった人なので・・・。
魔界に落ちるバージルに手を伸ばして拒絶された経験を持つダンテの目の前で、人間のような悪魔が悪魔の道と人間の道をふらふら彷徨ってる所見るとほっておけないだろうな、と。
それは人間であってほしいという、ダンテの勝手なおしつけでもあるんですが、プレイヤーとしては親身になって行動してくれる他人、ダンテがありがたくてしょうがないです。
人修羅、人良すぎだろう。ってくらい言う事きいちゃう子なので。断れよ!って思う所に選択肢でないんで・・・・。他人に利用されすぎて、哀れにすら見えてきます。

まあ、ダンテの方法乱暴なんですけどね!
これ以上進むなと警告→おいかけっこ→逃げ切り→改めて戦闘。という流れがすごく恐かったです。エボアボ打ちながら、つかまったら戦闘、運が悪ければ一撃で即死するとなればそりゃあ悪魔でも泣くわ!(ちなみに流れ内にセーブポイントは無し)
後々仲魔に出来るらしいので、その時はがっちりゲットしたいと思います。

かつて友達や先生や知り合いがどんどん人間やめていく中で人間の心をした生き物が人修羅の隣に居てくれたら少しは気が紛れると思うんですよ、・・人修羅。
可能であれば奪われた人生、世界、家族が戻ればいいと思うのですが、そんなハッピーエンドはありえないんでしょうね。




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