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 鳥籠・あとがき



お疲れさまでした。
鳥籠完結です。

恋愛って幸せだけど、それだけじゃなくてしんどくてめんどくさくて辛いよね
をテーマにずるずると書かせていただきました。
椿にとって、恋愛すると友達に戻れず関係が壊れる不安から保身に走りたい半面、
たしかに存在している敬愛と自覚こそはしていませんが、向けられる愛情を
失いたくない(椿大介という人間を見てほしい)特殊な感情に振り回されていました。
寝て分かった事は、「自分が達海さんの事を好きかどうかが分からない事が分かった。」
「でも達海さんの事を敬愛していて特別な目で見られる事が嫌では無い、嫌なら悩まない」です、
ならば惚れさせてくださいと言い切る辺り椿暴走してます、悩み過ぎた反動です。


今後二人は友達以上恋人以下という関係が始まります。恋人未満では無く恋人以下です。
ここ大事。恋人も含まれますから。
続・鳥籠なんかを書くとしたら椿を惚れさす達海の話ですね。
まだ椿は達海に惚れてるわけではありませんしタツバキになるまで時間がかかるようです。
今度は椿から告白するか、それを遮って達海が改めて告白します。

鳥籠とはつまりなんだったの?となると答えが沢山あります。
恋愛におびえるチキン椿を囲おうとする達海さんをさしてたり、
グラウンドのフェンスが椿の籠に見えるという主張だったり、
達海さんや椿が持つ自己矛盾を指してたり、要するにいろいろです。

あわわわ、すみません後書きが長文になってしまいました。
ここまで読んで下さり本当にありがとうございました・・・!




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