【こんな展開も考えた。】
「そんなに欲しいなら・・・」
椿と目線が絡まる。
普段は優しげな雰囲気を感じさせる顔つきがやたら男前に見えるのは惚れた欲目か。
「受け取りに来てもらえませんか?」
ふわりと笑われた。
子供をあやしてるつもりか、椿。
お前今どこにいるかわかってんの?
背後は壁、座っているのはベッド。目の前には愛に飢えた男が一人。
(どこで覚えて来たんだ、そんな誘い方・・・。)
ベットに上ると柔らかな感触。
・・・・・頬に。
ぷちり。
達海の何かが切れる音がした。
それは堪忍袋の尾だろう、間違い無く。
泣かす、絶対泣かす。
立ち上がれなくなるまでさんざんいたぶってやる。
謝ったってもう許してやんねえ・・!
楽しげに笑う男を捕まえて押し倒した。
男の純情を弄んだその罪、身をもって味わいやがれ!!
さすがに自粛したおまけ編。
男前椿を目指した結果がこれだよ。
バキタツ?タツバキですよ!!本当だよ。